大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

椿の殻?椿コマ?

2017年04月21日 06時15分47秒 | 日記
大牟田二十日恵比寿で行います<椿コマ>のワークショップについて、どんなものかわかんない~と聞きました。椿の殻で作るというけど~椿の殻ってどんなもの?とのお尋ねも受けました。この機会にちょっと宣伝します!!
椿の殻の作品作りは、始まったばかりの市民アート活動です。
大牟田の市の花は<やぶ椿>です。大牟田市内には椿通りが文化会館前、大牟田川沿いにありますし、宮原坑跡や各家庭のお庭にも見ることができます。以前は家庭で椿油が髪油に使われたりしましたが、今ではほとんど使われず、椿の種も殻も地に落ちて朽ちるだけのものになっています。
この椿の殻をよく見ますと殻の中では6~8個の種を育んでいます。種に養分を送るための口や筋が残っています。中には椿の実を好む虫にやられて表面が凸凹になったりしたものもあります。殻の形は、一つとして同じものがなく、一個のオブジェみたいに椿の命の宇宙を形作っています。
その殻を使いアート表現をすることを通じて、椿の果たしてきた役割を思い、椿の花の命を思い、市の花となった大牟田の歴史を思い、アートの素材として生かし、楽しもうというものです。
一昨年には椿の殻を使った作品コンテスト、展示を行い、昨年の二十日恵比寿では<椿コマ>のワークショップを行いました。熊本大分大地震のため途中で中止いたしましたが、かわいいコマができました。今年もまた行います。どうぞお出かけください!!

椿コマの作品     
椿の殻