大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

18年度福岡県予算・がん患者支援本格化

2018年03月16日 05時31分06秒 | 日記
西日本新聞では、福岡県の18年度予算の解説が連載されています。注目点の一つが<がん対策>です。
「厚生労働省によると、(福岡)県内の75歳未満のがん患者の人口10万人当たりの死亡者数は、2012~16年のいずれの年も全国平均を上回っている」そうなんです。
そこで「(福岡)県は、県民のがん予防を進め、がん患者が十分に治療できるよう対策を本格化させる」とのことです。具体的には10項目が一覧表になって掲載されています。
特に「(福岡)県は18年度から3年間、小規模事業所が短時間勤務制度など、就業規則を見直す場合、経費として、一律10万円を補助する( ~予算額・1725万円)」ことが注目されています。「都道府県が、がん患者に配慮した就業規則づくりを支援するのは珍しい」とのことです。「治療で経済負担が増えるがん患者にとって、仕事を継続できるかは大きな問題」で、がん患者に配慮した就業規則が作られことは安心の一つになります。
そのほか「がん患者や医師を中学校に派遣するがん検診の啓発講座 ~ 予算額・786万円」「高齢者によるお薬手帳の利用促進を目的にした、手帳や保険証や診察券を携帯できるホルダーなどの配布 ~ 予算額・583万円」「医師会を中心にした在宅医療の体制強化事業~ 予算額・3億円」「地域在宅医療支援センターへの支援員の配置など ~ 予算額・2950万円」などが挙げられています。
(下:2018年3月6日西日本新聞<ここに注目18年度予算 5>欄・大坪拓也「がん患者の支援本格化」より)