今、西日本新聞に北九州市立大学准教授アン-クレシーニさんのエッセイが連載されています。アメリカ人のアン先生から見て、日本語はどう思われるのか、その背後にある日本文化と生活について、アメリカ社会の対比で突っ込みが入り、(^o^)目から鱗も多いです。今回アン先生が取り上げられたのは「ペーパードライバー」と「単身赴任」です。
「アメリカ人は<怖いから運転しない>という人はあまりいないけん、『ペーパードライバー』を表す英単語もない。」「バリ立派な和製英語なんだ」そうです。では単身赴任は?まずアン先生の疑問~「友達や学生から、『お父さんは中国で働きよる』とか『お父さんは東京に住んでるから年に数回しか帰ってこない』とか、よく聞く。ええ?なぜ家族で行かんと?相当悲しい気持ちになった。でも、友達は平気だった。アメリカでは、米軍の派遣はもちろんあるけど、それ以外の単身赴任は本当にまれなんだ」そうです。「日本では子どもが家族の中心になっている」、「アメリカでは、子どもはしばらく大変かもしれんけど、やっぱり何よりも家族がバラバラになりたくない」という日本文化との違いをあげられています。それで「単身赴任を表す英単語は存在しない。」「いつか<tanshinfunin>は、<matcha>、<sushi>、<karate>と同じようにそのまま英語になるかもしれん。」「文化の違いや歴史はいろいろあるけど、できれば、家族は一緒に暮らしてほしいなぁ。でも現代の日本では、難しいときもある。そういう家族をアンちゃんは応援しているバイ!」アン先生は大牟田弁にも似た北九州弁で書かれています。
単身赴任は軍の派遣並みと言うのは驚きです。
(下:2018年5月24日西日本新聞-<アンちゃんの日本GO!>欄 (アン-クレシーニ、北九州市立大准教授)より
「アメリカ人は<怖いから運転しない>という人はあまりいないけん、『ペーパードライバー』を表す英単語もない。」「バリ立派な和製英語なんだ」そうです。では単身赴任は?まずアン先生の疑問~「友達や学生から、『お父さんは中国で働きよる』とか『お父さんは東京に住んでるから年に数回しか帰ってこない』とか、よく聞く。ええ?なぜ家族で行かんと?相当悲しい気持ちになった。でも、友達は平気だった。アメリカでは、米軍の派遣はもちろんあるけど、それ以外の単身赴任は本当にまれなんだ」そうです。「日本では子どもが家族の中心になっている」、「アメリカでは、子どもはしばらく大変かもしれんけど、やっぱり何よりも家族がバラバラになりたくない」という日本文化との違いをあげられています。それで「単身赴任を表す英単語は存在しない。」「いつか<tanshinfunin>は、<matcha>、<sushi>、<karate>と同じようにそのまま英語になるかもしれん。」「文化の違いや歴史はいろいろあるけど、できれば、家族は一緒に暮らしてほしいなぁ。でも現代の日本では、難しいときもある。そういう家族をアンちゃんは応援しているバイ!」アン先生は大牟田弁にも似た北九州弁で書かれています。
単身赴任は軍の派遣並みと言うのは驚きです。
(下:2018年5月24日西日本新聞-<アンちゃんの日本GO!>欄 (アン-クレシーニ、北九州市立大准教授)より