大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

水俣の海で、<ヒメタツ>(タツノオトシゴ)が繁殖

2018年06月12日 05時51分36秒 | 日記
 「昨年11月に国内では116年ぶりのタツノオトシゴの新種と確認された<ヒメタツ>が、熊本県水俣市沖の不知火海で多数生息しているのを地元のスキューバ―ダイビングインストラクター森下誠さん(48)が発見」されたそうです。「約20組の雌雄が集まった繁殖行動」も動画や写真に写されています。新聞に森下さんが写された写真が掲載されています。「交流サイト(SNS)やフェイスブックで発信」もされているそうです。
「<ヒメタツ>は、日本海沿岸や朝鮮半島東岸などに生息。体調10センチでタツノオトシゴより小さく、頭部の突起も短い等の特徴がある」そうです。どんな繁殖行動でしょうか?「繁殖期の5月末には腹を膨らませた雄に雌が体を寄せ、卵を渡す」「卵を受け取った雄は、腹部にある袋の中でふ化させ、稚魚になるまで育てる。約1か月後に1センチほどの稚魚50~100匹が袋から出て一斉に泳ぎだす」そうなんです。雄が出産、育児するんですね~。びっくり~!
「かって工場排水で生態系が壊され、住民の健康や平穏な生活を奪った<苦海>と呼ばれた水俣。貴重な自然環境が戻ったことを示す<ヒメタツ>の生息域を『人間の手で守っていく意義は大きい』と森下さんは力を込め」話されています。
(下:2018年6月5日西日本新聞・河合仁志「水俣の海に<ヒメタツ> タツノオトシゴ新種 繁殖行動確認 地元ダイバー 雌雄20組発見」より)