「(福岡)県教育委員会は、主に1863年(明治元年)から1945年(昭和20年)の終戦までに造られた、県内の旧日本軍の飛行場や砲台、民間軍需工場などの所在地や概要を、考古学的見地からまとめた【福岡県の戦争遺跡】を刊行した」そうです。「薄れゆく戦争の記憶や記録を、次世代に継承することが目的」とのことです。「県内624カ所の戦争遺跡の所在地、現状、由来など一覧表にまとめ」られているそうです。「飛行機胴体のアルミ板などの軍需工場だった旧三井で軽金属(大牟田市)など主要な32カ所は現地調査し、写真や概要も掲載」されているそうです。「県内1025カ所にある忠霊塔、慰霊碑などの碑も一覧表に」なっているとのことです。「明治以降の遺跡を国が埋蔵文化財とみなすようになってまだ20年で、県全体の戦争遺跡の調査は今回が初めて」だそうです。「九歴の文化財調査室の小川泰樹さんは『埋蔵文化財としての戦争遺跡の分布調査ができた。今後の発掘調査の基礎資料になる』と話」されています。
* 【福岡県の戦争遺跡】A4判240ページ。600円。九州歴史資料館(☎0942−75−9575)で販売。
(下:2020年6月8日西日本新聞-野津原広中「明治から終戦まで624件を網羅【福岡県の戦争遺跡】刊行 県教育『継承、調査の基礎資料に」より)
* 【福岡県の戦争遺跡】A4判240ページ。600円。九州歴史資料館(☎0942−75−9575)で販売。
(下:2020年6月8日西日本新聞-野津原広中「明治から終戦まで624件を網羅【福岡県の戦争遺跡】刊行 県教育『継承、調査の基礎資料に」より)
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