「中国で、南部・雲南省の自然保護区を抜け出して約500キロにわたり北上を続けるアジアゾウの群れの動向が連日大きく報道されて」います。「群れは今月に入って人口約700万人の省都・昆明市に到達。食べ物を探して畑や市街地に入り込み、農作物の被害など経済的損失は680万元(約1億1700万円)以上との試算もある」そうで被害甚大!でも、、、「地元当局は住民とゾウの安全を確保するため、警察官や救急隊員ら約500人超を動員し、警察車両やドローンで24時間態勢で監視。その模様を国営メディアなどが連日報じていて」、世界の注目を集めています。「アジアゾウは1985年には中国国内に約180頭しかいなかったが、中国政府の保護活動で約300頭に増加。餌が少なくなったため、群れが保護区を出たと言う見方もある」そうですが、この象の群れ何処に行こうとしてるんでしょう?無事たどり着けるのでしょうか?「中国の専門家は『野生のゾウは群れのつながりが強い。麻酔銃を使うと仲間が人間を襲う可能性がある』と指摘。餌で誘導する作戦も奏功していない」そうです。「中国では、野生動物による被害は地元政府が補償する仕組みで、当局は増え続ける被害に頭を悩ましている」そうです。
(下:2021年6月9日 西日本新聞-北京・坂本信博「 進撃の巨象 防げない!?
北上500キロ 中国・雲南省都昆明に」より)
(下:2021年6月9日 西日本新聞-北京・坂本信博「 進撃の巨象 防げない!?
北上500キロ 中国・雲南省都昆明に」より)