大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「日本産生卵 香港で市民権」

2023年02月16日 05時22分01秒 | 日記

「香港で、日本産生卵の人気が急上昇している」そうです。「かってはすき焼き用の高級品だったが」、「卵かけご飯を食べる人も増え始め」ているそうで、「TKG(卵かけご飯)とメニューに記す店も出現している」そうです。「おかず2品、ご飯とスープがついたランチセットは68〜80香港ドル(1130円〜1330円)。ご飯は8香港ドル(130円)をプラスすれば生卵か、めんたいこのせにできる」そうです。〜おお、生卵だけでなく明太子も選ぶことができる!
 「約30年前から日本産卵を扱ってきた」「『味珍味』(香港)の呉徳暁(デニス・ウー)社長」は、「日本の卵の値段が20年以上、ほとんど値上がりしなかったことが最大の理由です」と話されています。
 「もともと香港で消費される卵は、中国本土、米国、タイ産が多かった。ところがこの25年で、中国や米国では物価が1・6〜1・8倍に上昇。日本はほぼ横ばいだった」そうで、「似た価格なら日本産を買おうという消費者が増えた」(呉社長)そうです。  又、「船便で輸送に40日程度かかる米国産などに比べて新鮮で、日本産は衛生状態がいいとのイメージも追い風になっている」とのことです。「味珍味では、冷蔵コンテナを使って日本から卵を輸入する。『日本で卵が産まれて、香港の倉庫に入るまで10〜12日程度で届く』」そうです。〜生卵として食べられるのでしょうか?
 「日本養鶏協会によると、日本では生食を前提に、賞味期限は産卵日から最大21日以内(保存方法温度は25度以下)に設定されている。このため、香港に到着して約10日以内であれば、日本の基準でもしばらくは生で食べられることになる。ただ同社の日本製卵かけには、〈生食用〉とは書いていない。生で食べられる低温管理をしているものの、安全をみて加熱用を前提に売っている」とのことです。「しかしそうした心配をよそに、香港では卵かけご飯や温泉卵、ラーメンの半熟卵を好む人が増えている」そうで、、、大丈夫でしょうか?
 「香港で売れている日本食材は、卵だけではない。ホタテやマグロ、和牛、イチゴ、マスカット、野菜類は定番。地元のスーパーでも日本のお菓子が所狭しと並んでいる」そうです。「ただ、心配の種もある」そうです。〜又ですか!
 それは、「日本政府が『今年春から夏ごろ』に海洋放出すると決めた、東京電力福島第一原発の処理水問題だ」そうです。「香港政府の謝展寰・環境生態局長は昨年10月、処理水放出に『重大な懸念』を表明。『輸入食品の安全を確保する妥当な措置を取る準備をしている』と述べ」られています。~なるほど影響が心配ですね。香港の方々に日本食材人気が出てきて良かったと思っていたんですが、心配の種が潜んでますね。
(下:2023年2月8日 朝日新聞〈世界発2023〉欄-香港=奥寺淳「日本産生卵 香港で市民権 輸入拡大日本の物価上がらず手頃に 卵かけご飯 人気高まる 処理水放出 食品規制の恐れ」より)