大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「クラフトビールのごみ、紙に再生」

2023年02月17日 05時22分05秒 | 日記

「クラフトビールを醸造する過程で発生する〈麦芽かす〉を再生紙に生まれ変わらせる取り組みが注目を集めている」そうです。「独特の風味で人気のクラフトビールだが、規模の小さな醸造所には大量発生するごみの処分費が大きな負担だった」そうです。
 そうした相談を受け、「地域の課題解決を目指すスタートアップ企業【Kitafuku】(横浜市西区)の松坂匠記代表取締役(33)が考案した」のが〈クラフトビールペーパー〉だったのです。「思案を巡らせる中でヒントになったのが、奈良県にある紙の卸問屋の取り組みだった」そうで、そこは「米や牧草から作る再生紙が人気で、『麦芽かすも紙に変えられるのでは』と思いついた」とのことです。そうして、クラフトビールの〈麦芽かす〉で再生紙ができました。クラフトビールペーパーは「ドリンクホルダーやメニュー表に利用され、各地のイベントなどに登場」しているそうです。さらには「静岡協同組合(静岡県沼津市)では、クラフトビールペーパー製の段ボール箱でビールを発送する構想」も出ているそうです。捨てられ処理されるだけだった物から、新しい製品が創造されるとは、素晴らしいですね。
(下:2023年2月7日 朝日新聞〈くらしナビ〉欄「クラフトビールのごみ、紙に再生 麦芽かす、醸造所が無償提供」より)