「食料品や日用品を自由に寄付したり、受取ったりできる【みんなの冷蔵庫】が、福岡県太宰府市に期間限定で設置されている】そうです。〜【みんなの冷蔵庫】って?
「運営するのは同市の福岡農業高3年、伊東風花さん(18)。シングルマザーの姉の暮らしぶりや食品ロスの現状を見聞きする中で『みんなが生きやすくなる仕組みを』と企画」されたそうです。「インターネットで見た海外の〈公共冷蔵庫〉のことを思い出し、昨年6月、社会問題解決に向けた高校生の取り組みを応援する福岡県の事業に応募。採択されて資金援助を受け、今年1月から運営を始めた」とのことです。
「地元の住宅リフォーム会社が提供してくれたモデルハウス前に、冷蔵庫や陳列を設置」。「学校で栽培した野菜を並べてスタート。寄付があつまるか不安もあったが、利用者の多くが『もらった代りに』とレトルト食品や日用品を置いてくれた。高齢者や親子連れなど毎日20人前後が来訪」されるそうです。「高校生活はコロナ禍で自粛が続いたが、冷蔵庫の前に立つことで顔も知らなかった近隣住民の親切さにも触れ『これだけの人が地域を支えてくれている』と気付きもあった」そうです。
「【みんなの冷蔵庫】の設置はいったん今月の28日で終わるが、新年度以降、福岡農業高の生徒らでつくるNPO法人が運営を引き継ぐ予定」だそうで、「支え合う関係を広げたい」と伊東さんは話されてるそうです。
「設置場所は太宰府市通古賀5の2の3。平日は午後4時半〜6時半、土日祝日は午前10時〜6時。」とのことです。
(下:2023年2月月12日 西日本新聞—西田昌矢「腹も心も満たす みんなの冷蔵庫 食品、日用品寄付したりもらったり 高3伊東さん 太宰府に設置」より)