『飲酒運転』で捕まったというニュースが、今も時々見かけます。新聞では『飲酒運転』だけでなく『酒気残り運転』をしないよう注意喚起があっています。
「『酒気残り運転』とは、本人に酔いの自覚がないにもかかわらず、体内にアルコールが残る状態で運転することをさす」そうです。「警察庁によると、2017〜21年の5年間の飲酒運転による死亡事故は889件起きている」そうです。「このうち、アルコールにより正常に運転できない恐れのある状態『酒酔い』が原因だったのは83件で、全体の9%。呼気1リットル中に0・15ミリグラム以上のアルコールを検知する『酒気帯び』が全体の70%だ」そうです。あとの21%は?なんと「『基準以下』と『検知不能』は合わせて全体の2割を占め、これが『酒気残り』とみられる」そうです。〜機械が精密化される必要があるのでは?
「厚生労働省が適度とする純アルコール量は」?計算式が新聞に紹介されています。
〜さらに大事なことは「飲酒後、安全に運転できるまでには、どのくらいの時間がかかるのか」ですね。
専門家の「樋口進(久里浜医療センター名誉院長・顧問)さんはアルコールの分解速度は性別や体質など個人差があると前置きした上で、『分解できるのは1時間に4グラム程度だと考えてほしい』」、「つまり、純アルコール量が20グラム程度の日本酒1合だと、分解には5時間が必要ということだ」そうで、『日本酒2合なら10時間といった具合に、分解にかかる時間は飲んだ量にほぼ比例する」とのことです。又、「飲酒量にかかわらず『8時間ほどあければ大丈夫』だと甘く考えている人は多い。だがそれは間違い。」さらに『仮眠すれば大丈夫』だと勘違いしている人もいるが、むしろ起きている時と比べて分解は遅れる」そうです。〜誤解、無理解があり、酒気帯び運転についての事前の教育が不足してますよね。
「樋口さんは『夏に遠出する人も多いだろうが、翌日運転する場合は『いつ飲み始めたか』『どの酒を、どの程度飲んだか』を意識して飲酒量を抑えてほしい」と話されています。〜「翌日運転するなら、飲む量抑えて」、「飲み過ぎた翌日は運転してはいけない」とのことです。
(下:2022年7月15日 西日本新聞-細川暁子「『酒気残り運転』要注意 そのお酒、どれだけ飲んだ? 日本酒1合分解に5時間、2合なら10時間 仮眠すれば大丈夫······x」より)
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