バブル経済がはじけた!話ではなく本当のブクブク○o。.気泡の活躍です。今、「農水産業や、工業、医療などで用途が広がる微細な気泡《ファインバブル》の普及や活用の裾野を広げようと、地場メーカーや商社が奮闘している」そうです。「水産物卸販売業の丸福水産(北九州市)は、子会社のナノクス(同市)が開発したファインバブル発生装置を使い、アワビの養殖を手掛け」ているそうです。又、「農業分野でも活用が進」んでいるそうです。「ナノクスのバブル発生装置は、レタスやニンジン、ブロッコリーなどさまざまな野菜の栽培現場で使用」されているそうです。さらには「工場排水にファインバブルを発生させることで排水処理能力を高めたり、汚れを浮かせて取り除きやすくしたりする効果もある」し、「オゾンをバブル化して殺菌作用を持たせ、医療機器の減菌や滅菌に使うなど、使用する気体を変えることで、ファインバブルはさまざまな分野に活用されている」そうです。「海外で活動の場を広げる地場企業もある」そうで、大牟田市の中島物産が紹介されています。「商社の中島物産(福岡県大牟田市)は、16年から病害や生活排水による水質悪化などで養殖エビが壊滅的な被害を受けているベトナム-メコン川流域で、ファインバブルを活用した水質改善やエビの生産性向上に取り組んでいる」とのことです。「ベトナムでの事業は、今年から国際協力機構(JICA)の支援事業となった」そうです。「米国やドイツ、アラブ首長国連邦など、他国からも商品への問い合わせのメールが来ている」と中島物産社長は話されています。以前、納豆菌を噴霧して牛舎鶏舎を浄化するという事業が紹介されたこともありました。水や空気の浄化から生産物増強に進んでいるようです。
(下:2019年2月19日西日本新聞-<深フカボリ>欄-下村ゆかり「ファインバブル膨らむ期待 貝や野菜の成長促進 工業、医療にも 九州産学官WGで展開」より)
(下:2019年2月19日西日本新聞-<深フカボリ>欄-下村ゆかり「ファインバブル膨らむ期待 貝や野菜の成長促進 工業、医療にも 九州産学官WGで展開」より)