「風の盆」祭り見物を大手旅行会社が催行するツアーバスを利用するなら、 何も事細かに事前の調査も必要なく、 のほほんと参加すれば良い。 しかし、 自分で車を運転して祭り見物するとなると・・・ 利用出来る駐車場の場所、 そこから祭りが行われる地点までのアクセス。 そんな事に気を配らなければならない。
今回僕は祭りの主催者が開設したWebサイトのpdfファイルを印刷して持参したのだが、 一般車が利用できる駐車場が何箇所か設置されて居ること。 そこからはシャトルバスが利用できること等は理解出来たが、 「駐車場から徒歩で行くことが可能な距離か?」そこら辺に対しては漠然としたMapしか見られなかった。
それでJR高山本線の越中八尾駅を目指して行けば駐車場の案内にも出会いるだろうし、 「駐車場からはシャトルバスを利用すればなんとかなるだろう」と出かけたのでした。
そしてたどり着いたのが「A駐車場・スポーツアリーナ」でした。 そこから会場中心部迄は直線距離およそ3kmほどでした。
僕が車を置いた場所はたまたま一台分の空スペースだったのですが、 毎年この祭り見物に訪れる熱狂者達が集う場所であったようです。 9月1日の夜の祭り見物の後は車中泊しましたが、 翌早朝の事、 車のドライバー席から手を上げて僕に挨拶する人が居ました。 まるで僕が知り合いででも有るように。 キョトンとしている僕に近づいて来て「あれ? XXさんじゃ無いのか・・・」と呟きました。 どうやら僕は彼の(湘南ナンバーの車だったから:湘南さんとします)知り合いと間違えるほど顔立ちが似ていたそうです。 メガネのフレームもそっくりだとか・・・
その湘南さん、ここ5年ほどは毎年見物に来て居るそうで、 祭り見物のノウハウを色々と語って呉れました。 それを今日は書いて置きます。
1. 午後3時に到着しないと、この場所には入れない。
スポーツアリーナ建物の西側(川に面した道路沿い)スペース
僕は午後6時に到着し、 当初雨でぬかるんだ
河川敷の空きスペースに駐車したが、
一台分の空きスペースが在るのを確認して移動出来た。
2. 踊りの見物は町流しよりも有料席の設けられた
小学校グラウンド(2100円)での見物を好む(お勧めする)
見物手法に拘る人達からは邪道だと貶されるが、
自分はそれで良いと想っている。
最初は後部の座席で間近に見られなくても、
20分もすると見物客が飽きて立ち去り空席が出てくる。
そこに適時移動すれば良い席で見られる。
聞名寺での踊り見物も良い。
曳山会館の有料席は値段は安いが、たった20分でお終い。
3. トイレ
町内各所に設置される、「ふらっと館」のトイレが綺麗。
4. 雨天の祭り
有料の場所では雨でも踊りが見られる。
客席は濡れるのでカッパが必要。
町流しは中止される。

風の盆 催行主要区域