雪の結晶撮影装置は寒い屋外で使用するのだが、 カメラ本体に組み込まれた電池の使用可能時間も寒さの影響で短くなる傾向がある。 そこで2年前に「外部電源・8V 完成」のタイトルでUpした様な外部電源を製作して使用していた。
雪のまだ降らない今の時期にもこの電源を使って背景画像の試用実験等を続けているのだが、 カメラのシャッターを押した時に時折カメラの撮影動作が誤作動するのが気になり始めた。 シャッターボタンを押す前は電源ユニットに取り付けてある電圧計の読みは8.4V程度となっていて、 問題は無さそうなのだが、 シャッターを押した後に露光予定時間が過ぎても撮影動作が終了しないのだ。 ブレーキを踏むとエンジンが一時停止する最近の自動車で言えばエンジンの再起動が上手くいかないで動き出せない、 そんな雰囲気の異音を発生するのだ。
どうやらカメラ本体が必要とする電流を取ると、 電源ユニットの出力電圧が想像以上に低下する、 それが誤動作の原因とだろうと想う。 なぜそんな症状を生ずる様になったのか?
一つには2年間使用して来た電池の特性が劣化して内部抵抗の増大が生じている可能性もある。 まあそれなら電池を買い換えれば済む話では有るのだが、 その他にも原因があるのなら、 そっちの対処も必要だろう。 そこで自作した電源ユニットの内部を点検してみた所、 電源ユニットに対して負荷がショートした場合に備えて内蔵させていたヒューズ、 その抵抗値は0.6Ωであった。
それは1Aの電流が流れた場合には0.6Vの電圧降下を発生させる事になる。 (待機状態のカメラに流れている電流は0.4A程度だったと想うが、 その時の供給電圧が8.4V)シャッターボタンを押すと撮影動作を開始するが、 その時の瞬間的な突入電流は1.5Aを越え、 撮影動作完了までの時間(シャッター動作中)は1.2A程度の電流が流れる事は以前に確認してある。
シャッターボタンを押した直後に電源ユニットの出力電圧は ヒューズ部分の電圧降下だけで0.66Vもドロップするのだから、 出力電圧はカメラの標準電池の公称出力電圧7.8Vを下回る。 更には電池の内部抵抗も考慮すれば、 誤動作寸前の状態でかろうじて正常に動いていたと考えられます。
電源ユニットは出力電圧を0.3Vステップで可変出来る様にしてあるが、 その設定を変えないで、 ヒューズ部分を直結して電源ユニットの内部抵抗値を低下させれば誤動作の発生が消えるか確認したところ、 結果は吉と出ました。
ヒューズを取り外すと負荷側でショートの様な不測の自体が発生した場合、 電池の損傷や火災の発生等の原因になりかねないのだが、 それは承知の上でヒューズを除去して、 しばらく様子をみる事にしました。
雪のまだ降らない今の時期にもこの電源を使って背景画像の試用実験等を続けているのだが、 カメラのシャッターを押した時に時折カメラの撮影動作が誤作動するのが気になり始めた。 シャッターボタンを押す前は電源ユニットに取り付けてある電圧計の読みは8.4V程度となっていて、 問題は無さそうなのだが、 シャッターを押した後に露光予定時間が過ぎても撮影動作が終了しないのだ。 ブレーキを踏むとエンジンが一時停止する最近の自動車で言えばエンジンの再起動が上手くいかないで動き出せない、 そんな雰囲気の異音を発生するのだ。
どうやらカメラ本体が必要とする電流を取ると、 電源ユニットの出力電圧が想像以上に低下する、 それが誤動作の原因とだろうと想う。 なぜそんな症状を生ずる様になったのか?
一つには2年間使用して来た電池の特性が劣化して内部抵抗の増大が生じている可能性もある。 まあそれなら電池を買い換えれば済む話では有るのだが、 その他にも原因があるのなら、 そっちの対処も必要だろう。 そこで自作した電源ユニットの内部を点検してみた所、 電源ユニットに対して負荷がショートした場合に備えて内蔵させていたヒューズ、 その抵抗値は0.6Ωであった。
それは1Aの電流が流れた場合には0.6Vの電圧降下を発生させる事になる。 (待機状態のカメラに流れている電流は0.4A程度だったと想うが、 その時の供給電圧が8.4V)シャッターボタンを押すと撮影動作を開始するが、 その時の瞬間的な突入電流は1.5Aを越え、 撮影動作完了までの時間(シャッター動作中)は1.2A程度の電流が流れる事は以前に確認してある。
シャッターボタンを押した直後に電源ユニットの出力電圧は ヒューズ部分の電圧降下だけで0.66Vもドロップするのだから、 出力電圧はカメラの標準電池の公称出力電圧7.8Vを下回る。 更には電池の内部抵抗も考慮すれば、 誤動作寸前の状態でかろうじて正常に動いていたと考えられます。
電源ユニットは出力電圧を0.3Vステップで可変出来る様にしてあるが、 その設定を変えないで、 ヒューズ部分を直結して電源ユニットの内部抵抗値を低下させれば誤動作の発生が消えるか確認したところ、 結果は吉と出ました。
ヒューズを取り外すと負荷側でショートの様な不測の自体が発生した場合、 電池の損傷や火災の発生等の原因になりかねないのだが、 それは承知の上でヒューズを除去して、 しばらく様子をみる事にしました。