横浜田舎物語

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芸術の秋その2

2007-11-23 | 趣味
映画[ALWAYS 続・三丁目の夕日]です。

もちろん最初のも見ました。

最初は孫に、今の彼女と同じ年くらいの
私の時代背景を教えたかったのです

昭和30年代、映画に出てくる子供たちとまったくの同世代
今の若い人たちにしたら漫画みたいな人間関係が描かれていますが
ひとつのたわいもない出来事に、近所中が大騒ぎ、
映画ほど極端ではないにせよ、隣近所がなにかと口出しする時代でした

友人のOさんは、東京生まれの東京育ち、ですから、映画のとおり
東京タワーが少しずつ高く積まれていくのを毎日見上げていたそうです。

どうしてもギャグとしか思えないような場面で
笑わせてくれたかと思うと、今度はまるで人情もののように
涙を誘う、中身としてはそれほど深いものではないけれど

なぜか、終わった後気持ちが暖かく、穏やかになれます

孫いわく「3作目はあるかなあ?無理だよね」

願わくば、須賀健太君扮する淳之介少年が成長していく過程を見たいものです




昨日の映画鑑賞に引き続き

本日は、上野の東京国立博物館で開かれている[大徳川展]に
行ってきました。

めずらしく夫と意見が一致したので、日本史の勉強にもなるからと
またまた孫をつき合わせて

「午後から出かけて夕飯どこかで食べればいいよ。」
なんて悠長なことを言ってたせいでしょうか

上野の森はディズニーリゾート状態

シャガール展あり、ムンク展あり

その中でも一番人気の大徳川展、上野駅ですでに駅員さんが
混雑状況を叫んでましたが、ここまで来て今さらという気持ちが
先立って、足はどんどん会場に向かいます

「現在90分待ちで~す!」会場が見えないところからとぐろまきに
並んでいます。

並ぶのが大嫌いな夫をなだめすかして並ばせ、私は長く立っていられないので
ベンチに腰掛け待つこと80分、ようやく入場の番が回ってきました

中に入っても、ものすごい人の山で、ゆっくり鑑賞どころではなかったけれど
徳川十五代の歴史と、これだけの資料を今の時代まできれいに保存された
人々の努力に敬意です

面白かったのはTVで有名な<水戸黄門・水戸光圀>
TVでは「この印籠が目に入らぬか!・・・」と葵のご紋の印籠を
かざす場面がありますが、実際の光圀は印籠など使ってなかったとのこと

一番の見せ場は、実は作り話だったんですね

十五代徳川慶喜が大政奉還したおりの書状もありました。
将軍職をおりて朝廷に引き渡したものですが
大きな時代の変わり目を作った貴重な文書だけに
しばしくぎづけになりました。

大名のお姫様の婚儀の際の衣装やお道具類、あまりの美しさに
感動のため息が出ました

孫に「こんなきれいな着物や道具を持つことができたって
相手の顔も性格もわからない人と結婚しなくちゃならないのよ。」
と、話したら「えーーーっぶさいくな人だったらどうするの
って、そういう問題じゃないでしょう

少しは勉強になったかな

コメント (6)
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