横浜田舎物語

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エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

卒業記念旅行 6日目 

2009-04-15 | 旅行
 4月2日(木)

最終日です。

旅行といっても実家に泊まって、友人たちに会うのが目的だったので

しかし、私がこの日に寄るからと言ったら、地元のみんなはともかく
千葉県の市川に住んでいるK子まで出てきてくれるとは

彼女、ご主人に「静岡には何しに行くの?」と聞かれ
「友達とお昼ごはん食べに行く」と言って、新幹線に乗ったとか

うれしいですね

いくら条件が揃っていたって、気持がなければできることじゃありません。

一昨年大事な仲間を失ってから、よけいにこの関係を大事にしたいと
皆が思っていることは言うまでもありませんが

そういう彼女の気持ちを理解したかどうかわからないけど許してくれる
ご主人にも感謝です

目的のランチは駅ビルの寿司屋で適当に済ませて、この季節、
せっかく来たのだからと、駿府公園に向かいました。

駿府公園は、あの徳川家康の隠居所”駿府城跡”

子供のころから馴染みの公園です。

桜を見に行ったつもりが、中に入ってあまりの変貌にびっくり

成人式をやった建物はないし、家の子供たちも幼いころよく遊んだ
児童会館も取り壊され、たしか角にあったはずの野球場もありません

明日から静岡祭りが開かれるので公園内はその準備で人々が慌ただしく
動いていました。

そして野球場のあった場所にできていたのが

            


            

庭園の中にはお茶をいただけるところがありました



すてきなお茶室もありました。

ゆっくりとお茶していたら、突然小学生の男の子がふたりきりで入ってきました。

一人はお抹茶のセット、もう一人は煎茶セットを注文
どうなることかと興味深く見ていると、「にが~い」と言いながらも
お菓子とともに飲み終えました。

どうしても聞きたくなって「すごいねえ、初めて来たの?どこから来たの?」
おせっかいおばさん、ごめんね

でも彼ら、すぐ近くの小学校に通っていること、初めてではなく
お母さん、おばあちゃん、おじいちゃんと来たことがあって、ここが気に入ってること

実に素直にはきはきと答えてくれました

<おばちゃんたちは感激だよ  小学生のくせになんて渋いんだ
いいねえ、世の中捨てたもんじゃないよ

年をとるとこんなことでもウルウルになってしまいます

庭園には、さまざまな花や草木が、一年中通して楽しめそうです。


            


            


駿府公園は旧静岡市のほぼ中心にあります。


            

周辺は、県の中枢となる県庁はじめ様々な公官庁が集まっています。

そんな中に、一昨年廃校になってしまった我が母校『青葉小学校』がありました

仲間の一人、今は藤枝に住む、Tちゃんも同じ小学校、彼女とは12年間
同じ学校に通い、クラブ活動に励み、こうして卒業後もつるんでいます。

あとのみんなには悪かったけど、二人で思い出に浸り、久々に母校、今は跡を
尋ねてみました。

今は『静岡市クリエーター支援センター』という名称に変わり
私達が駆けずり回った校庭は駐車場になってしまいました

唯一嬉しかったのは学校の、校庭の、シンボル『くすのき』が残っていたこと
懐かしい校歌の3番に”伸びよ くすのき たくましく・・”という歌詞が
あります。




駿府城の内堀と外堀の間にあります。

校庭とお堀を隔てている土手は、かっこうの遊び場所でした。

静岡の中心にあるというだけではなく、当時としては県のモデルスクールにも
なっていたので、海外からの視察団が来校したりで、市立といっても
私立の要素が多かったのでは、初代校長の方針で、いわゆる通信簿というものは
ありませんでしたし、
そのかわり、毎学期末、父兄が個別面談でその成績、生活等を担任から直接聞く
ということが行われていました。

3歳上の兄は、勉強もできたのですが、私から見たら要領がいいので(はい、性格もよかったですね)
先生の受けもよく、母は必ず私を先に、兄を後にしていたようです。
なぜって、私の方が後だと不愉快な思いで帰ってくることになるからだそうで

すみませんね、勉強しないし、お転婆だし、生意気だし・・・

母が帰宅するころ、なるべく顔を合わせないように隠れていたことを思い出します

在学中は当たり前だったことが、周辺の学校とかなり違っていたこと
すべて卒業してからわかりました

学区外から通っている子も多かった
沼津から電車通学、当時は汽車通学していた子もいましたね


            


懐かしい通学路


            


今は、すぐお隣にあった城内小学校と統合して、その場所にできたのが





県庁周辺と桜


             



京都では残念だった桜も、静岡に来て満開を見ることができました

実家で旬のたけのこ寿司をご馳走になって、19時過ぎの新幹線で帰路に

二人とも元気で、何事もなく無事帰ってこれたこと、これがなによりです。

いつまでこんな旅ができるかわかりませんが、時間と、経済が許す限り
なるべくツアー旅行は避けたいと思いました。

無理な日程を組まなければ、こんなゆったりとした気ままな旅ができます。

予定が狂うこともありますがそれはそれで、そういう予定だったと納得すれば
いいことですし・・・

Mちゃん、お疲れ様ばーばとの二人旅はいかがでしたか?

しっかりしてきて、今回もずいぶん助けられたし頼りになりました。

またいつか一緒にお願いね

コメント (8)
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