横浜田舎物語

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師走の東京散歩

2010-12-22 | 家族




目黒雅叙園です。

 
  春に目黒川の桜を見に来た時
  初めて見たこの建物にビックリしましたが
  
  









ライトが反射して文字がよく見えませんが

今、雅叙園では【坂本龍馬×百段階段】が開かれています。

雅叙園の百段階段はかなり有名です。一度行ってみたかった。

それがたまたま新聞やさんから券をもらえて、その上、坂本龍馬ですから
楽しみにしていました。

内部は撮影ですので残念でした。

百段階段はその途中に豪華な宴会場として使われた部屋が7部屋あり
その各部屋で展示が行われています。

龍馬の誕生、土佐の坂本家を再現した部屋、
新し物好きの龍馬、武市半平太との出会い、そして脱藩、勝海舟との出会い

薩長同盟から大政奉還まで

そして愛する家族のこと、妻のお龍のこと

何者かに暗殺された近江屋の部屋も再現されていました。

百段階段といっても実際は99段なのだそうです。
1段少ないのは1歩下がると言う謙虚さの表れとか

1時間ほどかけて見学した後は、せっかくだから娘の将来に夢を見て
結婚式の参考にと(無駄と知りつつ)覗いて来ました。





この日も何組もの結婚式が行われて、あちらこちらで記念撮影をしていました。

人生で一番いい時かもしれませんね

皆さん おめでとう
お幸せに



目黒駅から雅叙園に行くためには”行人坂”というかなりの急坂を下ります
あまりの急坂なので片側だけですがずっと手すりが付いています。

が降ったら怖いだろうなと思いながら

百段階段はこの坂の傾斜を利用して作られたものなのです。

下ったということは当然帰りは上りなわけで
私の足のためにはいいことはないのですが、手すりにつかまりながら
やっとのことで駅前である頂点までたどり着きました。

そして振り向くと、遠いのでぼんやりしてますが、時々テレビで放映される
”行人坂の富士”

よいしょよいしょと上ってきて振り向いたら富士山・・いい感じではないですか?

さあ目黒から次の目的地、浅草に移動です




雷門です。  珍しい画像ではないですが、一応浅草の顔ですもの

浅草はこの日”羽子板市”の真っ最中

実はこんなに長く生きてるのに、羽子板市も、夏の朝顔市も、酉の市も
行ったことがなかったのです。

せっかく東京にいるのだからと、もちろんひやかしですが(内心はほしい

  

仲見世と いつできたのか、以前はなかったワンちゃん専門店

お正月用の衣装あり、こんなかつらまで・・・ 飼い主の皆さんいかがですか? 可愛いけど・・

羽子板市です




   

羽子板のいわれは『はねつき』から女の子にふりかかる災いを跳ね飛ばすのだそうです。
お店のご亭主の話では女の子が生まれたら、実家から羽子板を贈る習慣があったとか

こんなサイトもありました

『羽子板で突く羽根の玉、あの黒くて堅い玉は「むくろじ」という大木の種です。
この「むくろじ」は、漢字で「無患子」と書きます。
「子が患わ無い」という意味です。つまり羽子板は、赤ちゃんの無病息災の意味なのです。また、
羽子板の羽根がトンボに似ていることから、蚊を食べるトンボ、
つまり蚊は羽根を恐れるため、ひいては子が蚊に刺されないようにという、
同じような無病息災の意味ももっています。』

孫に買ってあげたかったけど、今どきの子、喜ばないだろうな、というのと
なんといってもお高い、ちょっとしたのが3,4万円します。

そういえば子供の頃、暮れになると毎年新しい羽子板を母が買ってくれました。
こんないわれからかもしれませんね。

当然買うときには値段の交渉があり、引いてくれるのですが
買う人は、その値引き分にプラスご祝儀を逆に上乗せするそうです。

多分関西の方は理解できないかもですが、これが江戸っ子のというものらしいです。

30分くらいいたでしょうか。  ほとんどの客は見物人で、お買い上げでしゃんしゃんと
手拍子が聞こえたのはたった1度だけでした

ここでも不景気風が吹いているんですね。




仲見世の途中、横道から見えた夜空に浮かぶスカイツリー

完成してライトアップされたら・・きれいだろうなあと想像しながら


浅草から人形町に移動しました。

夫が行きつけのお寿司屋さん、19時に予約を入れてくれてあったからです。




TOCHINO-KI”といいます。

毎年、こちらからおせちを取り寄せています。

ランチがとてもお得でおいしいのでよく利用したとか、
お寿司屋さんですが、気取ることなく、若いお嬢さん連れが気軽に入ってきて
ディナーを楽しんでいました。

人形町はもちろん昔から人気の街ですが、今年の春、TBSTVで放映された東野圭吾原作の『新参者』の
舞台になってロケがたくさん行われたことで一気にブレイクしたようです。



そしてこの”とちの木”さんは期間中、毎日ロケ弁の依頼があったそうですよ。

まだ40代の若夫婦が経営するこの店は明るい若さいっぱいの雰囲気
夜だったので、お子さんのいる奥さまは帰宅されているようで残念でした。
会いたかったなあ

予約が突然だったので、本来のコースではないらしいですけど


  

  ”しらこ”に お造り   エンガワが絶品でした。


  

  レシピを教えてもらったけど早すぎて、複雑で覚えきれなかった酢の物と寒ブリの塩焼き
  寒ブリは京都府舞鶴産だそうです。

  


   ふぐのから揚げと      かに身と長いものくず煮、これはいただきです。

     
  


コースのにぎり寿司も出ましたが、追加注文したこぶ〆ひらめと大好物の穴子

お酒は福井の”黒龍”限定品とか
あるお酒に精通する人が「黒龍が今まで飲んだ中で一番」と言ったそうです。

福井はお米もおいしいから当然の結果かもしれません。

帰りがけ店の写真を撮ろうとしていたら



慌てて出てきたご主人  カメラに向かってにこっ  お茶目な人です

おせち楽しみに待ってますからねえ
コメント (11)
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