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父の書

2012-02-09 | 静岡関連
兄の葬儀から1週間が過ぎました。

今回、静岡には3日間滞在しましたが、実家に泊まりました。

そうです。

去年の夏、思い出いっぱいの実家を壊し、兄夫婦が老後を過ごすための家を建てる
ところまで書きました。

その家ですが、先月完成し、引っ越しも無事終わりました。

そんな時、兄の訃報が入って

本来なら新居完成のめでたいニュースのはずでしたが
落ち着いたら娘たちとお祝いに行こうなんて話になっていたのですが
急遽、まさに突然行くことになってしまい、私だけでしたけど
2泊してまいりました。

(夫は葬儀だけ出席で日帰りでした)

ほんとにこじんまりした家ですが、年寄2人には十分(なんて私が偉そうに言うことでもないですが

姪のアドバイスで、オール電化にして、料理上手な義姉は新しいキッチンに大満足のようでした。

まだ新しい家の匂いがします。



ずっと店から出入りしてましたから玄関と言う存在も初めてで、なんか新婚生活みたいだねって

まだこれから買いたす家具もあるようですが、新しい真っ白な壁に、今まで使っていた大きなカレンダーをピンでとめたと
姪が怒ってましたっけ

ピンなんかで止めなくたって、吊る物があるんだそうです。
っていうか、新しい壁にださいカレンダーはそれだけでなんですって

娘にあれこれ言われて参っているらしく、盛んに私に愚痴をこぼしてました(笑)

いいじゃないの、好きにすれば、誰かのための家なんじゃなくて2人のためのなんだからって
私は思うんですけどね。

そんな時、上の姪がこんなものを持ってきました



私が3歳の時他界した父の書です。

母が生前自分の部屋に飾ってありましたが、姪の旦那様のT君が表具屋さんに出してこんなにきれいにしてくれました。

娘の私が言うのもなんですけど、達筆だと思います。
姉と次兄がこの血を引き継ぎましたね。

私??  それなりですよ

母とは若いころ別れてしまいましたけど、これ自分で作った川柳ですね。
季語が入ってるから俳句でいいのかな?

豆腐屋の親父にしては風流な人で、本来商売などやりたくなかったみたい
その分母が商売向きの人だったからバランスが取れていたのでしょうか?

我が家に飾るところがあったらもらってきたかったけど・・

そう、例のカレンダーつけちゃった壁に飾ったらいいと言う意見が出ました。

次回どうなったか楽しみです。
コメント (10)
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