横浜田舎物語

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ドーハの歓喜?

2016-01-27 | サッカー
やってくれました、サッカーU-23日本代表

昨夜のアジア選手権準決勝イラク戦で勝ち、今年のリオオリンピック出場を決めました

報告しなかっただけで、もちろん一回戦から観てましたよ。

昨夜も、早めに入浴して準備万端、夫からは「点が入ったからって大騒ぎしないでよ」彼は起きていられませんから

この年代の選手、正直言って二人しか知りません、南野拓実選手と、GKの櫛引君
そのくらい今まで目立つ世代ではなかった。

今朝の報道にもありましたが、彼らのほとんどは1993年生まれ、
奇しくも、日本が初めてW杯に出られる1歩手前まで行って、あの悔し涙に震えた”ドーハの悲劇”の年です。

そのドーハで、相手もまったく同じイラクに勝ってオリンピック出場を決めました。

その上、後半のアディショナルタイムで勝ち越して・・彼らにとったら必然だったのでしょうが
この世代はイラクに勝ったことがなかったそうで、それがまた劇的勝利の感動に結びつくのです。

”ドーハの悲劇”から”ドーハの喜劇”に?喜劇ってのもおかしいなあ
、ってことで、”ドーハの歓喜”としました。

彼らの実力からして奇跡ではないと思うし、今時なら”ドーハのリベンジ”でもいいかな?

いずれにしても、大先輩たちが悔し涙を流した場所で、彼らは歓喜の涙を流したのです。

この試合はGKがすごかった。

櫛引政敏、ついこの前まで清水エスパルスの正キーパーでした。

そのエスパルスですが、昨年、とうとうJ2に降格しました。
悔しいし、情けないしで記事にする気にもならなかった、のですが
その櫛引君、J2にいたくなかったのか、真意はよく分かりませんが鹿島アントラーズに期限付き移籍中

個人的にはなぜ鹿島?なのですが
それはともかく、素晴らしい活躍をしました。

もちろん彼だけでなく、このチームのディフェンス、どこかのJ2降格チーム↑に真似してほしい
素晴らしかったです。

勝ち越し点のミドルシュートもすごかった
あの思い切りが勝利を呼んだのです。

このブログは私が管理者なので勝手なこと書きますが・・と前置きして

毎度オリンピック出場決定になったとたん出てくる”オーバーエイジ枠”

オリンピックは基本23歳以下ですが、特別枠として、それ以上の年齢の選手を3人まで出していいことになっています。
それがオーバーエイジ枠

プロだし、勝負にこだわらなければいけないから、そこで”情”など挟んではならないことはわかりますが
ここまで頑張ってきた選手をはじいて、何もしてこなかった選手を入れるって・・・
心情的に許せないのです。

国際試合の経験も先輩たちのほうが多いでしょう、実力的に上なのかもしれない
でも、オリンピック出場を決めるために一丸となって頑張ってきた選手の結束はどうなってしまうのか?

思い起こせば1996年アトランタオリンピック、あの”マイアミの奇跡”と語り継がれている
強豪ブラジルに歴史的勝利をした大会です。

Jリーグが発足(1993年)して初めてのオリンピックでした。

西野朗監督率いるU23の代表選手たち、なんと28年ぶり(前回は1968年メキシコ大会・・3位になりました)の出場決定

前園、中田英、川口能活、伊東輝、城・・その後A代表で活躍する選手が揃った、すごいメンバーでした。

その時もご多分にもれずオーバーエイジ枠の話がありました。
しかし、結局、西野監督は誰も入れ替えることなくそのメンバーで本選に臨みました。
その結果がマイアミの奇跡を呼び寄せたのです。

確かに戦術的にも、ここは補強したほうがいいことはわかります。
でもねえ  今の選手ってあの当時と比べたら上手いし、このところの試合見ていてもフィジカル面でも強いです。
なにも敢えて強いきずなの中に割り込まなくてもいいのでは?って思うのですが・・

手倉森監督、どうするのかしら? 注目したいと思います。

<キーパー入れるらしいけど、櫛引君で十分だと思うけどなあ

アジア大会も決勝戦を残すのみとなりました。

まだ1度も見ていないという方、相手は韓国です。
お互いにオリンピック出場が決まって、だからって気を抜くことはないと思いますので

ぜひ観て、応援してほしいと思います。  1月30日、23:45キックオフ
今までより遅い時間帯ですけど、なんとか起きていたい・・起きてられるかなあ

コメント (10)
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