横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

すご~く嬉しかったこと

2016-01-26 | ともだち
セントラルの先輩でもあり、人生の先輩でもあるMさん

御年80歳になられましたが、数年前まではとてもそのお年を感じさせない
この私以上にアクティブで、好奇心満々のあこがれの先輩でした。

そのMさんが病魔に侵されたのは、1年半前、大阪に入院中の私を見舞ってくださった翌日
背中の異常な痛みと、食べても吐き出してしまう、そんなことで体重はどんどん落ち
ようやく原因が分かったのは1か月後、
その後内蔵系の癌が見つかり、手術しないまま抗がん剤治療を続けてきました。

その間の私は自分のことで精いっぱいで、あれほど大好きだったセントラルを辞められたと聞いて
そんなに悪いのかとようやく気付く始末

<私のところに来てくれた時はあんなにお元気だったのに>と信じられないというのが正直な気持ちでした。

年齢も年齢だし、辛い抗がん剤との闘いで体力も落ち、あれだけ鍛えていた体も筋力が落ち
悪いことばかりを考えてしまいました。
もちろんお元気になってほしい、が一番の思いでしたが

幸い最悪の場所ではなかったのと、この度投与した抗がん剤がぴったりマッチして効果があり
結果、食事会に参加できるようになったと連絡が入ったときは
うれしくてうれしくて、思わずバンザ~イと叫んでしまいました

駒込からくるEちゃんに配慮して、横浜に出ましょうと言うことになり、
音頭取りをしてくれたUさんを含めて4人でランチしてきました、

こんなに待ち遠しかったランチ会は久しぶりです。

前日Mさんから「明日はよろしく、楽しみにしています」というメールが入りました。

「いっぱい話して、いっぱい笑いましょうね」と返事しました。

和食がいいだろうと、ジョイナスのグランダイニングにある”わん”にしました。
居酒屋のチェーン店ですが、場所柄、落ち着いていてランチが人気です。



左は本日のお魚定食、右は肉定食です。
これにお惣菜が4品、ご飯、味噌汁、漬物がついて1080円
ご飯とみそ汁はお替わり自由です。
もちろん誰もお替わりできませんでしたけど

久しぶりにばか笑いしました

笑いは病気を吹き飛ばす、Mさんのすごい回復力のおかげで心の底から笑うことができました。

笑いながらも、「いろんな悩みはあるけど、病気に比べたらすべて何とかなるわね」って

一時は最悪のことまで考えていた人の話は十分すぎるほど説得力があります。

「セントラルに戻りたいんだけど、娘たちに反対されてね」

う~~ん、素人がなんともですが(お嬢さんは医療の専門職)この前向きな強い生命力があれば
徐々に復活できるのではと思ってしまいます。

今朝のテレビでも10年前に比べたら癌を克服できる人がずいぶん増えたとか
巣鴨のEちゃんのお姉さんも、新薬の治験に参加して、その薬が効いてお元気になられたとか
うれしいですね。

それでも病魔との戦いは半端ではなかったはず、それを打ち破る強い精神力があってこその効果だと思いました。

Mさん、無理されないで、セントラルに復帰したらすぐ無理しちゃうから、お嬢さんはそれがわかっているんです。
やりたいことができない苦しみは経験者だけによく分かりますが、
今はとにかく体力を付けてもっと元気になっていただきたい、それだけです。

ついこの間まで暖冬だと、雪が少なくてスキー場が困っていると言っていたはずなのに
ここへきて同じ国か?と思うほどの寒波と大雪が日本列島を襲って来ています。

沖縄ではなんと観測史上初の雪が降ったとか、子供も大人も戸惑いながらも喜んでいました。
大雪地方の方からしたら、なんで?って思うかもしれないけど
生まれてからずっと雪の降るのを見たことなく育った静岡っ子には、その気持ちよく分かります。

今でこそ雪なんてけっこうって思いますけど、結婚当初はうれしくて朝起きて雪が積もっていると
飛び上がって喜んだものです。

横浜地方は幸い、連日洗濯日和が続いています。
夜はキーンと空気が澄み渡っているせいか、素晴らしい満月を見ることができました。

暦では一昨日が満月でしたが、昨夜帰宅した夫が「すごいぞ、金色の月が出てるぞ」って言うから
慌てて外に飛び出し写してきました。



なんだか今の私の気持ちのようなハッピーなお月様

Mさんを祝福しているみたいです。  きれいでした。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする