大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

4/16 オオルリ乱舞♪ 春の渡りの最盛期!

2014年04月16日 | Weblog
 大阪城公園では1年のうち、4月の中旬から下旬に、最も多くの夏鳥が見られる。
 まさしく渡りの最盛期に入った。 バーダーやカメラマンも多いが鳥も多い。

 オオルリ乱舞。市民の森、太陽の広場東の森、みどりのリズム、音楽堂西上、修道館裏、豊国神社裏、飛騨の森、梅林南側上桜広場など各所で見られ、計13羽。♂12・♀1。
 確認されただけでこの数。実際はこの倍以上いるんだろう。

 オオルリは、冬を過ごした中国南部、インドシナ、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンなどから、数千キロの長い厳しい旅を続けてたどり着いた。
 大阪城公園は、各地の繁殖場所へ向かう途中の休息地。ここで少し羽を休めて繁殖地へ。ガンバレもう一息。(拍手・拍手・拍手)

 だからこそ、先日のコマドリ事件が許せない。 タカに襲われるのは可愛そうだが仕方ない。それもひっくるめて自然の生態系が成り立って数百万年の地球の歴史。

 タカの攻撃を避けるための知恵は、先祖代々からDNAに組み込まれている。 でも大阪城公園で、まさかネコに襲われるとは!

 人が飼っているネコ。生態系を構成していない動物。 大阪城公園で、野良ネコに餌を与えてはいけない。
 その現場を目の当りにして、泣いていた女性がいたそうだ。 私は心の中で怒っている。

 キビタキは市民の森、太陽の広場東の森、一番やぐら、修道館裏。すべて♂。

 センダイムシクイは、市民の森、太陽の広場東の森、元ヘリポート、愛の森で計6羽。さえずりも。

 ヤブサメは、市民の森、天守閣東配水池、愛の森で計4羽。

 コサメビタキは、梅林南側上桜広場。

 昨日までよく見られていたクロツグミは全く出合いなし。今のところ観察情報もなし。繁殖地の山々へ向かったようだ。無事到着を祈る。

 最近よく見られているアオバト。市民の森の樹頂部で1羽を観察したが、その後天守閣東配水池に♂2・♀1の3羽。下の水場に。 市民の森の石の水場でも♂1・♀2。 他の観察も合わせて計7羽。重複しているのがあるかも。

 クロジは、天守閣東配水池と愛の森。
 アオジは、市民の森、太陽の広場東の森、一番やぐら、梅林などで計23羽。
 アカハラは、市民の森で3羽。一番やぐらで1羽。

 シロハラは、市民の森、太陽の広場東の森、6番やぐら、梅林、愛の森、飛騨の森など。
 ツグミは、太陽の広場東の森、一番やぐら、本丸日本庭園池、梅林など。

●今日の鳥たち。
 セグロカモメ、センダイムシクイ、アカハラ、オオルリ、キビタキ、シロハラ、カワラヒワ、アオジ、ツグミ、シジュウカラ、コゲラ、アオバト、ヤブサメ、エナガ、ウグイス、ツバメ、カルガモ、カワウ、ハクセキレイ、クロジ、コサメビタキ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オオバン、ホシハジロ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする