・・・朝日新聞の12月10日のコラム「勝間和代の人生を変える法則』と云う文章の中に、「限界効用の逓減の法則』と云う言葉が書いてありました。
・・・「限界効用の逓減の法則』と云うのはインタネットには証券用語とか経済用語として解説がありました。
私たちには目新しい言葉ですが、経済用語としてはポピュラーらしいということを知りました。
・・・Wikipediaの解説によると
一般的に、財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる、とする考え方。これを限界効用逓減の法則又はゴッセンの第1法則という。
分りやすい具体例をひとつ挙げれば、普通、最初の1杯のビールはうまいが、2杯目は1杯目ほどうまくない、3杯目は2杯目ほどうまくない。このように1杯目、2杯目、3杯目となるほど、ビール(財)から得られるメリット(効用)は小さくなる。そのようなことを指している。
・・・確かに、この言葉に当てはまる経験は沢山、思い当たる節があります。
今、当り前と思っているものも、最初経験した時は衝撃だったことが良くあります。
たとえば、実家にテレビが入ってきたとき、電気洗濯機が初めて設置された時、いずれの時も、便利だねーと感心しきりでしたが、今の子供たちはそれがあって普通の生活です。
・・・昔、私が大学時代の掛け算などは手回し式の手動タイガー計算機を使って計算していました。
たぶん今の人は見たこともないような計算機です。
それが、会社で、真空管式計算機を見た時は大きな驚きでした。
それからの日進月歩の計算機の進歩には驚きですが、その驚きも、度重なる新型の計算機では、ほとんど驚かなくなってきました。
・・・このようなことを「限界効用の逓減の法則』と云うのだそうです。
人生にはこのような法則が当てはまることは沢山ありそうです。