・・・池上彰の解説番組は良く見ていて、特にこの現代史講義は欠かさず見ている。
今回のテーマは「中国の大躍進政策と文化大革命」でした。
文化大革命については、過去に何度かテレビで見ていたが大躍進政策については古いことなので、私は良くは理解していなかった。
大躍進政策の中身は人民公社に代表されるマルクスの理論の実践で農業改革と鉄鋼の大増産という中身であったが、この番組を聞いていて、愚かなことをしていたと云う事が理解できるととともに、時代が変わっても組織の大きさと関係なく指導者の自戒が無くなると愚かなことをするのは、いつの時代も同じだと感じました。
国家的規模でいえば今の北朝鮮がまさしくそうで、世界には同じようなことをしている国家がアフリカ、中東にいくらもある。
又、振り返って、日本における会社の経営を見ても社長が会社全体でなく、末端作業にまで口出しした時は大抵、その会社はおかしくなっているのを何度も見てきた。
私と同じように、そんな、ことを感じながらこの番組を見ている人が多いだろうと番組を見ながら想像していました。