ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

英語の表現

2016年06月02日 07時09分54秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

・・・先日の広島でのオバマ大統領の演説を聞いて、日本の首相では、感じなかった感動を覚えた。

  彼の喋り方をテレビで見ていて、日本の政治家と圧倒的に違うのは、政治的な表現の言葉を使わないことではないでしょうか。
  日本の政治家は、話の中に、良く聞くと抽象的で、いつ聞いても、聞こえてくるつまらない言葉が出てくる。
  聞いている人の魂に訴えかけるのではなく、そつなく、どうとでもとれる言葉で、しゃべる感が強い。
  今まで、政治家で、その人の気持ちが伝わる、感動する言葉を吐いたのは大相撲で、小泉首相が言った「感動した」と云う言葉くらいではないでしょうか。 
  日本の首相の演説は、常に、評論家の解説が無いと読み取れない様な表現が多い。

  振り返って、オバマ大統領は英語ではどんな表現で、どんな言い回しだったのか、私には、しかと、わからないが、彼の表情と通訳された言葉で感動するのだから、きっとい言い回しであったのだろうと思う。

  ラジオの英語講座で、外人の講師が、言っていたのは、  彼が日本語を勉強した時には、「主語を言わない努力」をしたらしい。
  同じように英語で話す時は、わたしたち日本人は「主語を必ず言う」と云う言い方に戸惑う。
  例えば、日本語で食事をするときは「食べます」と云い、「私は」と云う主語は云いませんが、英語では「I’ll eat 」と必ず主語が入ってくる。
  こんな英語の言い方が、日本語と違って、いい加減な言い方は許さないのではないかと思った。

  オバマ大統領の話は日本人の主語のない、あいまいな言い方が無いので、聞いている人の心に入ってくるのかもしれないと思いました。

コメント
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