私の場合は、今の岸田総理について、総理大臣としては好ましくない気持ちです。
テレビの評論家によれば、人柄は温厚で頭もいいらしい。
しかし、総理大臣に求められるのは、そんなことではない。
そんなことを、考えていたら、以前にも、ここで紹介した朝日新聞の「多事奏論」の私の好きな筆者がまた、私の思いと同じ意見を、
岸田総理の人柄について書いていたので、以下にその記事を紹介する。
・・・・、人物評の定番に「器が大きい小さい」と言い方があるが、はて岸田首相はどっちだろう。彼の器の場合は、大小の問題では、もはやない。しいて言うと、器がザルである。
いくら努力しても結果がでない、すなわちザルで水を汲むようなものである、と言わざるを得ない。・・・・・・彼の国会答弁を聞いていると、延々と、どうでもいいことを並べることの1種の才能が優れている。・・・・彼は、国会で質問者に、「百年先の日本の国家像」を聞かれ、延々と精神論や、希望について長らく述べるだけで、一切、国家像についての話をしなかった。
国家像について質問されたときに、「国家像など、まるでなくても、首相は務まる、これが私の目指す国家像であります」と言う人である。