大きな木の原題は"THE GIVING TREE"
心の琴線に触れるストーリーです。
いつでもそこにある木。成長し、変わっていく少年。
それでも木は、少年に惜しみない愛を与え続けた・・・何度でも読み返したい、
シルヴァスタインのロングセラー絵本。
あなたはこの木に似ているかもしれません。
あなたはこの少年に似ているかもしれません。
それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。
あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。
(村上春樹/訳者あとがきより)