平成30年1月22日、第196回国会において安倍内閣総理大臣が行った施政方針演説。
40分以上に渡って行われた演説の中で、へえーと思ったり、関心を持った部分を抜粋し、以下、自分用メモとして。
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1
長年議論だけが繰り返されてきた「同一労働同一賃金」。いよいよ実現の時が来ました。
雇用形態による不合理な待遇差を禁止し、「非正規」という言葉を、この国から一掃してまいります。
→連合らとうまく調整して早急に進めてほしい。
2
どんなに貧しい家庭に育った子どもたちでも、高校、高専にも、専修学校、大学にも進学できるチャンスを確保します。二〇二〇年度までに、公立高校だけでなく、私立高校についても、現行の加算額を大きく引き上げることで、実質的な無償化を実現します。
→教育機会の均等は教育基本法の一丁目一番地。
3
人生百年時代を見据えて、教育の無償化、リカレント教育の充実など、経済社会の在り方を大胆に改革していく。
あらゆる人にチャンスがあふれる一億総活躍社会。
→一億総活躍社会という単語は耳触りとしてはいいのだが・・。
4
社会保障などに係る申請手続を大胆に簡素化し、法人の設立登記は、オンラインで二十四時間以内に完了するようにします。
あらゆる電子申請において添付書類ゼロを実現します。
公文書管理の透明性を高めながら、行政事業レビューを徹底的に実施し、行政改革を不断に進めてまいります。
→行政改革は断固として必要。敏速果断な実行力に期待。
5
地方への若者の流れを生み出す。
先端科学、観光、農業など特定の分野で世界レベルの研究を行う、キラリと光る地方大学づくりを、新たな交付金により応援します。
学びの場としても、そして働く場としても、若者が「地方にこそチャンスがある」と、飛び込んでいける地方創生を進めてまいります。
→地元民として小樽商大の交付金は減額とならず政府に応援されてほしい。
6
四年前、年間僅か三隻だった宮古島を訪れるクルーズ船は、昨年は四十倍以上の百三十隻となりました。
クルーズ船専用ターミナルの二〇二〇年供用開始に向けて、岸壁の整備を本格化いたします。
→130隻とは!地の利だけではないな。「40倍以上」と言う必要は、インパクトを考えればあるのだろう。
7
羽田、成田空港の容量を、世界最高水準の百万回にまで拡大する。
その大きな目標に向かって、飛行経路の見直しに向けた騒音対策を進め、地元の理解を得て、二〇二〇年までに八万回の発着枠拡大を実現します。
→100万回って24時間びっしり常時離発着ということか。すごい時代になった。
8
観光促進税を活用し、瞬時に顔を認証して入管審査を通過できるゲートを整備するなど、観光先進国にふさわしい快適な旅行環境の整備を行います。
→顔認証の入館審査がもうすぐ現実のものとなるのか。
9
沖合では、世界初の浮体式洋上風力発電の本格稼働が始まりました。
洋上風力発電の更なる導入に向けて、発電のために海域を占用することを可能とする新たな制度を整備します。
→浮体式洋上風力発電ってすでに実用レベルなのか。ちょっと調べてみよう。
10
総理就任から五年。これまで、七十六か国・地域を訪問し、六百回の首脳会談を行い、世界の平和と繁栄に貢献するとともに、積極果敢に国益を追求してまいりました。
これからも、地球儀を俯瞰する外交を一層積極的に展開いたします。
→600回も首脳会談をやっていれば慣れたものだな。76カ国とは、イモト並み!
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恥ずかしながら初めて耳にしたり、すぐにピンとこない言葉がありました。
IoT (顔文字じゃないよ
)
Society5.0
サンドボックス制度
エンパワーメント
スタンドオフミサイル
「こんな言葉常識っしょ」
そう聞こえてきそうです。
なのですぐにグーグル先生に教えていただきました
いつも思うことは、
この内閣総理大臣による施政方針演説のほか、外務大臣の外交演説、財務大臣による財政演説、経済財政政策担当大臣による経済演説、これら四演説の原稿をつくるために、一体どれだけの労力が費やされているのかということ。
各省庁に照会され最終的な原稿ができるまでに、何十人、いや何百人かの目でチェックされているのでしょう。
そう考えると、彼らの汗と涙の結晶と言えるかも。
力強く進める
全力で取り組む
抜本的な拡充を図る
大胆に改革していく
あらゆる政策手段を総動員する
改革を不断に進める
速やかに実行に移す
強いリーダーシップを発揮していく
美辞麗句となることなく有言実行を期待します。