今朝2/29の旧丸井今井小樽店跡についての北海道新聞の記事。
しっかり取材されていて分かりやすい。
要点を整理してみた。
①旧丸井今井小樽店と旧小樽グランドホテルが入居していた商業ビルの再開発のめどが立たないのは複雑な権利関係が原因だ。
②敷地約4100平方メートル。地上13階地下1階。1991年11月全面開業。総投資額127億4900万円。
③3度目の競売手続きで札幌地裁が公示した額は6671万円という破格の安さだったが応札者はなかった。
④ビル建設構想が浮上した87年当時、事業の中心となった「小樽開発」は、丸井今井、ニューギンザ、北海ホテル、個人商店11軒を再開発し、丸井今井を核テナントに据える計画を立てた。
⑤しかし、40坪に2億円以上の金が動いたバブル時代であったため買収は難航。一部賃借地のままビルは着工した。このため今も地権者5人の所有地が虫食いのように残っている。
⑥店を売却した元の商店主らにはビルの所有権の3%を切り分けられた。ビルを壊すにはその合意が必要だが、このことも競売に影を落としている。
⑦05年10月の丸井閉店後、複数の開発業者がビル再開発に名乗りを上げた。中でも08年には総投資額25億円という具体的な計画があったが地権者との交渉は合意に至らなかった。
⑧当初の開発時にしっかりと権利を整理していれば、とっくに再出発ができていた。
⑨丸井閉店から6年半、ホテル閉館から3年で小樽開発はビル売却交渉が難航する中、10年4月に自己破産した。
⑩3回の競売手続きが終了し、今後は破産管財人による任意売却に託されることとなった。
中心市街地にあり小樽市にとって重要な一角であることは間違いないが、
市が交渉の渦中に飛び込めば、どれだけ金がかかるか想像もできない。
本当に難しい問題だ。
しっかり取材されていて分かりやすい。
要点を整理してみた。
①旧丸井今井小樽店と旧小樽グランドホテルが入居していた商業ビルの再開発のめどが立たないのは複雑な権利関係が原因だ。
②敷地約4100平方メートル。地上13階地下1階。1991年11月全面開業。総投資額127億4900万円。
③3度目の競売手続きで札幌地裁が公示した額は6671万円という破格の安さだったが応札者はなかった。
④ビル建設構想が浮上した87年当時、事業の中心となった「小樽開発」は、丸井今井、ニューギンザ、北海ホテル、個人商店11軒を再開発し、丸井今井を核テナントに据える計画を立てた。
⑤しかし、40坪に2億円以上の金が動いたバブル時代であったため買収は難航。一部賃借地のままビルは着工した。このため今も地権者5人の所有地が虫食いのように残っている。
⑥店を売却した元の商店主らにはビルの所有権の3%を切り分けられた。ビルを壊すにはその合意が必要だが、このことも競売に影を落としている。
⑦05年10月の丸井閉店後、複数の開発業者がビル再開発に名乗りを上げた。中でも08年には総投資額25億円という具体的な計画があったが地権者との交渉は合意に至らなかった。
⑧当初の開発時にしっかりと権利を整理していれば、とっくに再出発ができていた。
⑨丸井閉店から6年半、ホテル閉館から3年で小樽開発はビル売却交渉が難航する中、10年4月に自己破産した。
⑩3回の競売手続きが終了し、今後は破産管財人による任意売却に託されることとなった。
中心市街地にあり小樽市にとって重要な一角であることは間違いないが、
市が交渉の渦中に飛び込めば、どれだけ金がかかるか想像もできない。
本当に難しい問題だ。