小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

図書館で借りた本

2025-02-20 06:20:55 | 図書館
友人から勧められた小説を図書館で借りてきた。
夕餉のあと、何気なく読み始めたら止まらない。
休みなしで一気に読了。
面白い小説の典型的な「やめられない、とめられない」パターン。
 
 
 
宮城谷昌光「花の歳月」。
 
中国名が出てきて、ロシア同様読みづらいなあ、と最初こそ思ったが、いやいやどうして、そんなことはなかった。
物語の展開が気になりすぎて、主人公たちを追いかけてしまい、結果、約2時間で一気読み。
本人のあとがき、藤原正彦氏の解説も素晴らしく、深い余韻に包まれつつ、読後の満足感を存分に味わうことができた。
オススメの一冊。
 
 
ChatGPT先生の要約。
宮城谷昌光の著作『花の歳月』は、前漢時代の中国を舞台に、姉弟の波乱に満ちた生涯を描いた歴史小説である。本作は、貧しい名家に生まれた姉・猗房(いぼう)と、幼少期に人さらいに遭い奴隷として過酷な生活を強いられた弟・広国(こうこく)の物語を中心に展開する。猗房はその教養と美貌により漢の王室に迎えられ、やがて皇后の地位に上り詰める。一方、広国は数奇な運命を経て、奇跡的に姉との再会を果たす。本作は、姉弟の絆と運命の変転を通じて、人間の尊厳と希望を描いた感動的な物語である。
 
 
 

図書館で借りた本

2025-02-12 05:31:00 | 図書館
図書館で借りた本










最近、図書館が混んでいるような気がする。

気のせいかな。
いや、気のせいばかりではないだろう。

館内のネット環境が整備され、快適に過ごせるようになったことに加え、図書の検索機能や予約機能が一層強化され、書籍の貸し出しが格段に容易になった。
また、利用者カードがスマートフォンの画面で代替可能となり、従来のカードを持ち歩く必要がなくなった点も、個人的には大変喜ばしい改善である。

さらに、館内の展示企画が以前にも増して充実しているのは、単なる偶然ではあるまい。

デジタル化の進展により生まれた人的リソースが、展示企画や読み聞かせイベントといった活動に振り向けられ、有効に活用されている結果と考えられる。

これらの取り組みは、利便性の向上と利用者増加という好循環を生み出している。

その背後には、職員たちの創意工夫と弛まぬ努力があることを忘れてはならない。



図書館で借りた本

2025-01-27 08:30:58 | 図書館
図書館で借りた本
 














休日に図書館へ訪れると、人でごった返していた。
 
昨今の物価高などが影響しているのかしら。
 
 
GPT先生に聞いてみた。

 

図書館の利用者増減と物価高や景気との相関関係はありますか

ChatGPT
図書館の利用者数と物価高や景気の関係については、興味深いテーマですね。
一般的には、景気が悪化すると人々が図書館を利用する傾向が増えるという研究結果もあります。
経済的に余裕が減ると、図書館は無料で知識や娯楽を提供する安価な選択肢として、より多くの人々にとって重要なリソースとなるからです。
また、物価の影響もあります。
物価が高騰すると、人々は購買力が減少し、図書館のような無料のサービスに頼ることが増えるかもしれません。
逆に物価が安定していて、人々の購買力が高い時期には、図書館の利用者数が減少する傾向も考えられます。
ただし、これらの要因は地域や社会の文化によっても異なる場合がありますので、一概には言えません。
具体的なデータや研究結果に基づいた分析が必要ですね。
興味深いテーマでしたら、具体的なデータを探ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

具体的なデータがあれば示してください。

ChatGPT
図書館の利用者数と物価高や景気との相関関係について、具体的なデータをお伝えします。
田村(2010)の研究では、都道府県のパネルデータを用いた固定効果モデルにより、経済状況の悪化が公共図書館の利用を増加させることが示されています。
さらに、インフレ率が上昇すると、1年遅れで貸出密度が上昇する傾向も見られました。 
カレントアウェアネス・ポータル

また、公共図書館の貸出数と書籍販売金額の関係を分析した研究では、1970年から2015年のデータを用いて、書籍販売金額を消費者物価指数で実質値に変換し、比較検討が行われています。 
J-STAGE

これらの研究から、経済状況や物価の変動が図書館の利用者数に影響を与える可能性が示唆されています。
ただし、これらの影響は地域や時期によって異なるため、詳細な分析が必要です。

 

なるほどね〜。

GPT先生の回答は、的確だなあ。

 

 


老害にならないように常に自分を戒める

2025-01-13 18:48:35 | 図書館

図書館で借りた本。

たくさんのへえーがあった。

55歳の中年オヤジなのだから、自身の言動を常に戒め、慎み、自分自身をコントロールする意識が必要だ。
この本を読んで、自分にはその意識が足りていないことを明確に理解した。
つい先日もサツドラのレジの人、サウナで会った人に不遜な態度で接してしまっていた。
常に謙虚に、相手の身を案じ、相手の負の臭いを空気清浄機のように吸い取り、プラスの感情で打ち返せるようにならなければいけない。

以下、自分用メモ。

ーーー

老害は相手への敬意が失われたときに発生する。

グッドコミュニケーションは双方に敬意が存在しないと成立しない。

自分自身でセルフコントロールする。その管理を少しでも怠ってしまえば、一気に老害に転じてしまう。

自分の〝つい〟を抑えられない人がメンターから老害に転じる。

会話の冒頭を否定から入りたがる。

正しいか正しくないかで論じたがる。

何か分からないことがあれば、自分で調べる。

下が上を敬うのは当たり前だという考えを一旦横に置く。

育ててあげようより支えてあげよう。

 

部下から上司への不満の一つに「うちの上司は上のご機嫌ばかり伺って部下の自分達のことを気にかけてくれない」ということが聞かれます。
確かに自分の出世のことしか頭になく私利私欲で仕事をしているという上司もいるかもしれません。
しかしそうではなく、あまりにも上司の「さらに上」からの老害が毎日降り注いできて、それを受け止めるだけで精一杯、下を見たくても見る余裕がないという上司の方もいるのではないかと思います。
ただしそのような理由であったとしても、部下はその事情を知りませんから、部下からは「いくら意見や提案をしても『今それどころじゃないから』と全て聞き流す老害上司」とみなされる恐れもあります。
老害が怖いのは、自分が「上」から老害を受けている時に、そのことで頭がいっぱいとなり、自分が「下」に老害をしていないかということに気がまわらなくなることです。
だから階層が「上」の人であればあるほど、自分が「下」に老害をしていないかを気にかける必要があります。
そうしないとドミノ倒しのように、あっという間に組織の上から下まで一気に老害化した組織となってしまいます。

 

 

老害になっていないか、定期的に顧みる時間を持とう。

 

 


図書館で借りた本

2024-12-29 16:08:59 | 図書館

図書館で借りた本

 

 

 

赤羽せんべろまねき猫

立ち飲み屋「まねき猫」を舞台に、家族の再生と地域の温かさを描いた人情小説。
主人公・明日美は、疎遠だった父が倒れたことをきっかけに店を引き継ぎ、父との確執や自身の過去と向き合う。
店は子どもたちの居場所として機能し、そこに集う人々はそれぞれが異なる事情を抱えながらもつながりを見出していく。
貧困や介護といった現代の社会問題をリアルに描きつつ、赤羽の下町情緒やせんべろ文化の描写が臨場感を添える。
家族や地域とのつながりの大切さを再認識させる、心温まる一冊。

 

 

窓の外は吹雪いて真っ白だ。
そんな年末年始の昼下がり、読書が捗るなあ。

 


今年も図書館からたくさんの本を借りた。

このブログの図書館カテゴリを使ってざっと数えてみたところ、2024年は132冊。

2023年は141冊
2022年は176冊
2021年は180冊
だったから、読書量は少々減っているようだ。
要因はYouTubeかな。


まあいいさ。
一番大切なのはマイペース。

自分のペースを守りつつ、来年も小樽図書館のヘビーユーザーとして利用させていただきます。
一年間ありがとうございました。

 


死ぬとき幸福な人に共通する7つのこと

2024-12-25 04:47:00 | 図書館
図書館で借りた本
 
死ぬとき幸福な人に共通する7つのこと。
 
①自分で自分を否定しないこと。
②いくつになっても、新しい一歩を踏み出すこと。
③家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと。
④一期一会の出会いに感謝すること。
⑤今、この瞬間を楽しむこと。
⑥大切なものを他人にゆだねる勇気と覚悟を持つこと。
⑦今日一日を大切に過ごすこと。
 
 
 
筆者は、末期がんなど治る見込みのない患者の終末ケアをする医師。
病いや不幸を得たり、大切な人を亡くしたりしたとき、人は「幸せ」とは何か、と悩むという。
しかし、7つのことに気がつけば、幸福に生き、穏やかな最期を迎えられると患者から学んだという。
この世を去って行った患者たちが教える幸福な人生の過ごし方。
 
ーーー
 
死ぬときに幸せであるために重要なこととは。
 
本を読み終え、自分なりに整理したら、以下3点に集約された。

①自分の価値観や大切なものを明らかにし、自分の心に忠実に行動すること。(他人の期待や社会の価値観に振り回されない)

②愛する人や信頼できる人々と、深い絆を築くこと。(ありがとうやごめんなさいを素直に伝え、心のわだかまりを残さない)

③過去や未来に囚われず、今に意識を集中し、今を大切に生きること。(毎日小さな幸せを見つけることを忘れない)

 

特に、日々の生活で小さな幸せを見つけることが自分には大切だ。

日常のそこかしこ、ふとした瞬間に存在する小さな幸せを集めて、これからも生きていこう。

 
 
 
 

図書館で借りた本

2024-12-24 05:33:00 | 図書館
図書館で借りた本
愚か者の石
 
 
予約してから自分の番になるまで長くかかった。
 
2日で一気読み。
前作のともぐいも一気読みだった。
面白い小説あるあるだ。
 
 
明治時代の樺戸集治監を舞台とした本作は、地道な取材を通じて得られた設定と洞察により、揺るぎない説得力と奥行きを備えている。
登場人物の僅かな表情の動きさえも精緻に描写し、その心情の機微を鮮やかに読み手の胸に刻みつける。
作品全体に漂う匂い立つような生々しさは、圧倒的な筆力によって裏打ちされている。
緻密に計算されたストーリー展開は、一瞬にして読み手を引き込み、気づけば読了してしまう。
冤罪がもたらす苦しみと不条理。
読後、胸奥を静かに締めつけ、深い余韻に心が浸される。
 
 
オススメの一冊。
 
 
買わずに借りてごめんなさい😓
 

図書館で借りた本

2024-12-15 16:36:04 | 図書館
図書館で借りた本
 


 






 
苦しみを抱えたとき、若さや健康を失ったとき、自分の心に本当に安らぎや幸せをもたらしてくれるものは何なのか。
病気や死の不安から自分を救ってくれるものは何なのか。
それは、いつもそばで自分を支えてくれている家族や友人の存在かもしれませんし、圧倒的な自然の偉大さ、美しさかもしれません。
あるいは
「自分の存在が、または自分の仕事やしてきたことが、誰かの役に立った」
「いつでも自分の心に正直に生きてきたし、悔いはない」
「自分の人生には意味があった」
という思いかもしれません。
この社会で生きていくうえで、お金のために働くことも、ときには大事かもしれませんが、それだけでは、人は本当の意味で幸せにはなれません。
そして、何歳になろうと、お金や名誉以外の「本当に大事なもの」に気づいたとき、本当の人生がスタートするのです。
 
 
ーーー
 
 
雪が降り、寒くて外に出るのが億劫になる。
こんなときは、いつでもどこへでも連れていってくれる読書に限る。
 
 
今年の最終開館日は12月26日(木)とのこと。
年明けは1月4日(土)だから8日間分の本を借りることを忘れないようにしなければ。





図書館で借りた本

2024-11-22 07:45:00 | 図書館
図書館で借りた本
 


 





 


図書館に行くと、報道があったその日に谷川俊太郎を特集し、著作が並べられていた。
こういうスピード感って、大事だなあ。
 
 
「人の孤独は〈人間社会内孤独〉と〈自然宇宙内孤独〉が、意識するしないにかかわらず、ダイナミックに重なり合っていると私は考えているので、友達や家族のなかでに生きる〈ぼく〉が【自分を含めた自然に生き、ひいては限りない宇宙の中でも生きているのだ】ということを絵本の中で暗示したいのです」
 
深い。
 
深く、深く、どこまでも深く、突き詰めて考えることによって、見えてくる真実や本当の自分があることを教えてくれた。
 
 
chatGPTの評論は的を射ている。

谷川俊太郎の詩は、シンプルな言葉の背後に広がる深い感情が特徴であり、人の心に訴える力を持つ。
彼の作品では、具体的な情景や感覚が詩的イメージとして鮮明に描かれ、それが読者の記憶や感性を呼び覚ます。
例えば、風景や日常の出来事が巧みに描かれることで、普遍的なテーマである生と死、時間の流れ、自己の存在といった問いが浮かび上がる。
谷川の詩はまた、読む人の解釈に自由な空間を提供する。
その言葉は過剰に説明的ではなく、むしろ余白が多い。
この余白が、読者に自分自身の経験や思いを重ねる余地を与え、詩に個別の意味を付加させる。
この構造は、詩を単なる詩人の言葉としてではなく、読者の内面で生きるものに変える。
こうした読者参加型の詩の構造は、谷川作品の魅力を際立たせている。
彼の詩は、日常の中の特別さをすくい上げ、普遍的な人間経験に昇華させる力を持つ。
人の心を震わせる普遍的な美しさを、谷川俊太郎は言葉の中に見事に結晶化している。

 
 
「詩で人が心を動かされるのは、言葉の持つ微少な力が繊細に働いているから」
 
 
3度の結婚、1日1食、MACを使いこなす。
自由に生きた生涯だったのだろう。
 
 

図書館で借りた本

2024-11-03 17:50:59 | 図書館
第171回直木三十五賞 受賞作

 
夏に予約していた本がやっと自分に順番が回ってきた。
 
読んでいくうちに止まらなくなり、あっという間に読了。
面白い小説あるある。
短編小説6作品は、どれもストーリーが秀逸。
次はどんな展開があるのだろうと、わくわく期待しながらページをめくる自分が、気がつけばそこにいた。
 
一穂ミチ、あっという間にファンになった。
ほかの本も読んでみよう。
 
 
 
ツミデミック 単行本 – 2023/11/22
一穂ミチ (著)

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はーー「違う羽の鳥」
 
調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー「特別縁故者」
 
先の見えない禍にのまれた人生は、思いもよらない場所に辿り着く。 稀代のストーリーテラーによる心揺さぶる全6話。
 



図書館で借りた本

2024-09-27 08:21:46 | 図書館
図書館で借りた本
 










 
これはおすすめの一冊。
著者である源淳子氏が著したほかの本も読んでみたくなった。







餃子、チャーハン、麻婆豆腐など、シンプルだけど自宅ではあの味に近づけない……。
そんなメニューのレシピを名店の監修で紹介。
名店ガイドも収録で掲載店舗は全80以上!
これさえあれば"自宅のキッチンで名店の味を再現できる!"そんな保存版の一冊です。
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YouTubeでチャーハン(炒飯)を作る動画を見始めると、あっという間に1時間やそこら経ってしまう。
 
中華包丁で仕込みする姿、鍋を振る姿、料理人ってカッコよくて憧れだ。
寡黙で多くを語らず、己と包丁だけで客に対峙し渡り合い、その料理の味だけでねじ伏せてしまう。
ついついウーシャンのマスターの姿を思い出してしまう。
中華鍋をいつかあんな風に手際よく振れるようになってみたいものだ。