小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

図書館で借りた本

2019-01-30 04:56:33 | 図書館
図書館で借りた本















何度も借りている本がある。
手元に置いていつでも好きなときに読めるように購入しようと思ってついつい買いそびれてしまう。
というより、最近は本を購入する気が起きない。
どうしてだろう。

読みたくなったら図書館で予約しておけばカウンターに用意しておいてくれるし、図書館が自宅の近くにあって簡単に行けるから。
本を購入すれば直接線を引いたり印をつけたり書き込んだりできるが、借りるたびに必要な部分をノートに書いたり、メモ帳としてPCに残したりしているので、その点も特に不便と感じていないから。
数年前に書棚にあった大量の本を処分し、必要最低限の本しか持たなくなったが、この状態がすっきりとしていて自分にとって心地よいから。
40代になってから物欲が薄れてきたから。

以前は自分は本が好きだと思っていたがそうではないのかも。
本が好きなのではなく読書が好きなのだな。
図書館の存在が気付きを与えてくれたのだ。





書くこと

2019-01-29 05:16:00 | 図書館
書くという行為は、お腹が空いてものを食べたくなるような自然な行為ではない。

好きだから勝手に筆が乗って書くのではない。
「書かねばならぬ」と自分に課しているから書ける。

書き続ける力、毎日書く力こそが才能。

「毎日400字詰め原稿用紙5枚を書くことができれば、作家になれます。ただし、1日も欠かさずです」
芹沢光治良

書くと記憶に刻まれる。
言葉にして書き留めなければ覚えない。

文章は書かれることによって、それまで不確定だった出来事が一つの出来事として確定し、自分の中で事実になる。
混乱して何が事実か分からないときは、書いてみると分かる。
書くことによって事実が確定する。

書くことは喜びであり、戦いでもある。


自慢を書けばいい。
大物たちは必ず自慢する。
偉くなったから自慢するようになったのではない。
元から自慢する人だったから周囲に認められて出世した。
どれほど成果を上げてもきちんとアピールしなければ誰も認めてくれない。
自慢しなければせっかくの成果も誰にも伝わらず誰にも評価されない。
自慢が不愉快なのは自慢が下手だから。
上手に自慢すればよい。
自慢の中に情報を加えたり、自虐を加えたり。


分かるとは言い換えること。
言い換えは知性である。
最初に思いついた言葉をそのまま口にしないのが、社会に適応する言語捜査力。



ーーー

「何が事実か分からないときは、書いてみると分かる」
「書くことによって自分の中で事実となる」

なるほどそのとおりだなあ。
ストンと胸に落ちる。
良書。





ネットワークカメラ

2019-01-28 04:35:52 | インポート
先日、ネットワークカメラが思いがけず安売りしていた。
中国の聞いたことのないメーカー製で不安もあったが、3,000円なら物は試しと思わずポチる。



さすがに中国製の安物、本体に貼付されていたQRコードに不備があったため、えらく苦労したがLANケーブル
を使ってどうにかこうにか設定完了。

スマホから遠隔操作で360度首を振りや双方向で音声を送ることができる。(音質は何をか言わんや)
へえー、暗視撮影までできるんだ。




外出していてもスマホを通じてミンちゃんをみることができるようになった!
一人でいるとまったく動かないんだなあ。
静止画のようだ。
それでもついつい見ちゃうのよ











アブレーション2回目の記録

2019-01-26 12:53:03 | 心房細動/アブレーション
1月22日、JRに乗って10時20分に病院へ到着。
患者サポートセンターにて入院申込書や保険証などの書類を提出し、事務手続きを済ませ病棟へ。
パジャマに着替えてしばらく待っていると、担当の看護師がやってきて、入院中のスケジュールを説明してくれた。
この看護師は、昨年5月に入院したときにも担当してくれた新人さんで、自分も覚えていたし、彼女も自分のことをよく覚えていてくれた。
午後からの経食道エコー検査のために、さっそく採血と点滴ルート確保。
心電図モニターも装着された。
剃毛は自宅で済ませてきたと伝えると、とても感謝された。
念のためと確認されてOKをもらう。



昼食はなし。
午後、主治医からの説明を受け同意書にサインし、看護師と一緒に手術前に行う一連の検査に向かう。
外来で混み合う1階でレントゲンを撮ったあと、2階の生理検査室にて心電図検査。
「不整脈出てますか」と尋ねると、私からは何も答えられないと紋切り型の返答に思わずニヤリとしてしまう。
経食道エコー検査は、3人がかりで行われた。
口を開けて喉の奥にスプレーの麻酔薬をシュシュと3回、指示されたとおりにゴクっと飲むと、前と同じ味がした。
点滴による鎮静剤がそれほど効かなかったのか、前とは違い検査中は終始ぼんやりと意識があった。
病棟の看護師に迎えにきてもらい車いすでベッドに戻る。
1時間くらいボーっとしていると、夕飯が運ばれてきた。



600キロカロリー、鶏肉のトマト煮が美味しかった。
薬剤師がきて手術前につき、抗凝固薬プラザキサの服用が制限されるとの説明があった。
新しく胃薬ネキシウムカプセルも処方される。

夕食後は読書をしながら過ごす。
経食道エコーのせいか喉に若干違和感があるが、それほど気にはならない。
10時の消灯後も眠れず、結局就寝は12時過ぎだった。
隣からのいびきが強烈であったが、耳栓を持ってきて大正解。


手術当日。



朝ごはんは270キロカロリー。
食欲はないが、今日一日何も食べられないだろうから食べておこう。
持参した電動歯ブラシが思いの外うるさいので、シャワー室まで移動して歯磨き、洗顔を済ませた。
朝9時30分、足が悪い高齢者が入院してきたからと、トイレが近い自分のベッドを明け渡し、一番端の病室に移動した。
窓から電車が見える部屋になって、かえってラッキー。
10時すぎに看護師がやってきて手術に備えて2本目の点滴を装着。
一針目を失敗し、2回目で成功した。
ドンマイ。



尿道カテーテルの挿入は、手術室にて麻酔後にと先生にお願いしてあるので、病棟の看護師が行う処置はここまで。あとは手術室に呼ばれるのを待つだけだ。
「麻酔後に尿道カテーテルを入れたいのなら直接先生にお願いしてください」と病棟の看護師が昨日言った理由がこのときにピンときた。
あくまでもそれは患者の希望であって、本来病棟の自分たちがやるべき仕事をサボってオペ室に押し付けたと思われたくないからなんだな。
病棟の看護師からは言いづらいってわけか。
ははーん。
微妙な職場のパワーバランスって、どの世界にも存在するものなのだな。

自分の手術の順番は、3番目でその日の最後だという。
2回目のアブレーションということもあり、時間を気にしないでやれる処置をすべてやろうと組んだスケジュールだと主治医からは説明を受けた。
ありがたいことだ。
15時に呼ばれる予定だったが、実際に呼ばれたのは15時30分。
「さあ行きますよ」
車いすに乗る前に看護師に前貼りを貼ってもらう。
恥ずかしいので自分でやると言ったが、聞き入れられず。
どんな顔をするのかと看護師を注視していたが、その表情に一切の変化はなかった。
お主さすがプロよの。
パジャマを前後に着替えて車いすに乗り、1階の手術室まで運ばれる。
いざ決戦。



手術室の大きな扉が開いて中に入ると病棟の看護師とはそこでお別れ。
オペ室の看護師に引き継がれる。
手術室の真ん中にはテレビでよく見る手術台と大きな照明ライトがあり、その周りにはたくさんのモニタやら機器やらが雑然とところ狭しと並んでいる。
手術台の周りで男女合わせて5,6人が忙しそうに作業をしている。
用意された踏み台を登り手術台の上に腰掛けると、前に経験しているとはいえ一気に緊張感が高まってくる。
そこに主治医が現れ、会釈を交わす。
チームのリーダーはこの先生なのだろう。
「そのモニターの画像はもう(自分)さんのになっているの?」
「いえまだです。すぐに切り替えます」
各人にテキパキと指示を与えている。
かっこいいなあ。
看護師たちが背中や首や肩や腕に電極などのシールを貼っていく。
背中に貼ったシールの位置が違うと、先輩らしき看護師がダメ出しをしながら貼り直す。
人数が前より多いのは、研修医がいて指導も兼ねているからのようだ。
横になってと促された。
自分はいよいよ鯉になるのだと思った。
「では始めます。薬が入るので右腕の点滴針のところが少し痛みますよ」
頭の上のほうから看護師の声が目を閉じている鯉に届いた。
ホントだ、腕にじわじわきてる感触があるな。
1分くらい経っただろうか。
まだ意識がある。
どうしよう。
2分経過してもまだ意識がある。
どうしよう。
このままずっと意識があったらどうしよう。
緊張はマックスに。
・・・鯉の記憶はここまでだった。

気がつくと病室のベッドの上にいた。
時刻は23時30分。
右鼠径部の傷口が痛む。
さらに腰が痛い。
ナースコールで看護師を呼び、体を横にしてもらった。
喉がからからに乾いてしかたがない。
無理やり体を起こし、何とか冷蔵庫に手が届きタリーズを一気に飲み干した。
携帯を取り、ラインで娘たち二人も病院に来てくれていたことを知る。
大雪の日に申し訳ないと思った。
夜中3時くらいに看護師がやってきて、術後6時間が経過したので起きてもいいと、固定していたバンドや点滴などを外してくれた。
腰は痛いし目がぱっちりと開いて全く眠くない。



廊下に出てストレッチなどをしながら30分くらい過ごしていると腰は随分と楽になった。
明け方5時過ぎに待望の眠気がやってきた。

昼12時30分、主治医がやってきて手術内容の説明を受ける。
外来の合間に抜けてきたという。
医者ってどれだけ忙しいのだろう。

説明の概要は、以下のとおり。

①前回行った肺静脈の電気的な隔離が完成されていることを確認した。ただし、その範囲が若干狹かったため、一回り大きく広げた。
②電気刺激等により誘発すると簡単に心房細動が出てしまうことから、心房筋がダメージを受け電気的に弱く傷んでいるようだった。
③2箇所の肺静脈の隔離ラインを上下の線でつなぎ、電気的に不安的になりやすい左房の壁を隔離した。
④その後、心房細動を誘発すると、続くときもあるが、自然に止まるようにもなり、電気的に安定してきたようだった。
⑤肺静脈以外に心房細動の起源がないか、しつこく10回くらい誘発してみたが出なかった。
⑥肺静脈周辺と左房の壁の次に心房細動が出やすいとされている上大静脈の隔離は前回やっているが、今回改めて完成していることを確認した。
⑦やった内容は以上。4時間ちょっとの手術でカテーテルアブレーション治療として、今できることはすべてやった。
⑧しばらくは薬を服用しながら脈を安定させていく方針で外来にて様子をみていく。

先生には感謝の言葉を伝えた。
正しい脈が長く続けば続くほど心房細動は再発しにくくなるという。
パンツのゴムのように一旦伸び切った心筋でも、正しい脈を保つことにより時間をかけて固くしまっていくのだそうだ。
自分の心臓もそうなることを願う。
鼠径部傷口の抜糸、消毒をしてくれて、シャワーを浴びた。
その後、夕方から脈が100回/分以上の頻脈となり、37.5℃と微熱が出たが、一晩寝て起きると脈が安定し、熱も下がっていた。

朝8時過ぎに主治医がきて改めて説明を受ける。
昨夜10時過ぎに頻脈の症状を確認したが、術後に脈が不安定になることはよくあることで、大きな心配はないという。
それを聞いて安心した。
それにしてもこの先生、朝から晩まで病院にいるようだし、どれだけ忙しいのだろう。

「夜勤が新人医師だったため、心配だからって昨日は病院に泊まっていたようですよ」
看護師があとからこっそり教えてくれた。
医療現場の労働環境は過酷だ。

予定どおりに退院することができて、自宅に戻った。
会計の明細書を改めてみると、総医療費は2,111,830円と記載されていた。
実際に自分が支払ったのはこの20分の1だ。
こんなに使ってごめんなさい。



帰るとミントが待っててくれた。
やっぱり家はいいなあ。

職場にも迷惑をかけました。
土日でしっかり静養し、来週からバリバリ頑張ります。

【過去の記事】
カテーテルアブレーション 2018.04.06
入院 2018.05.09
手術当日の記録 2018.05.10
不整脈再発 2018.05.21
心房細動が治った 2018.07.27
不整脈再発 2018.12.10






8カ月ぶり

2019-01-22 22:17:00 | インポート
8カ月ぶりにこの病棟にきたら、前回担当してくれた看護師が自分のことを覚えていてくれた。

「新人さんだったものね、少しは慣れた?」
「はい、頑張ってます」

ルート確保、上手になったねぇ。


自宅で剃毛したと伝えたらいたく感謝された。
負担をかけまいと、処理してきて良かった。

とにかく早く出所できるよう、ここでは模範囚になると決めてきた。( ー`дー´)キリッ




心内血栓の有無などを確認する経食道エコー検査もなんなく終了。



600キロカロリーの食事も完食。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。


いよいよ決戦は明日。
消灯後も眠たくないので、読書しながら今夜は寝落ち予定。



2回目のアブレーション

2019-01-22 05:52:30 | インポート
本日から休暇をもらって入院し、明日、2回目のアブレーション手術を受ける。
忙しい時期に職場には迷惑をかけて申し訳ない。
元通りの体になって戻り、今まで以上に皆に貢献できることを心静かに期する。



ミンちゃんともしばしのお別れだ。


カテーテルアブレーション 2018.04.06
入院 2018.05.09
手術当日の記録 2018.05.10
不整脈再発 2018.05.21
心房細動が治った 2018.07.27
不整脈再発 2018.12.10



藤井七段 朝日杯OP連覇あと2つ

2019-01-21 06:43:44 | インポート
次の準決勝は2月16日、行方八段戦。
この対局は見逃せません。

ーーー
出典:スポニチ

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が20日、名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメントに登場し、1回戦、準々決勝と連勝。優勝した前期に続いて2期連続の4強入りを決めた。
昨年2月に初優勝の最年少記録(15歳6カ月)を更新した思い出深い棋戦。しかも、佐藤天彦名人(31)、当時竜王だった羽生善治九段(48)、広瀬章人竜王(32)らトップ棋士を次々に破った上だったため、大きな衝撃を与えたのは記憶に新しい。
それ以来となる11カ月ぶり地元・愛知凱旋対局。大盤解説会、公開対局あわせて約450人のファンが応援に駆けつける中、再び季節外れの“藤井台風”がA級棋士2人を相手に猛威を振るった。
早指し棋戦で持ち時間が各40分しかないのが特徴だが、まずは午前中の1回戦で稲葉陽八段(30)を相手に8分も余らせて98手で快勝。午後の準々決勝は対照的に、時間を使い切って1分将棋になる展開ながら、糸谷哲郎八段(30)を相手にミスのない指し手で96手で寄せきった。
準決勝、決勝は都内で来月16日に行われる。終局後は準決勝の相手、公式戦初対局となる行方尚史八段(45)について「居飛車党の本格派のイメージがあります」と警戒。それでも連覇まで残り2勝に迫ったことに、「きょうのように全力でぶつかりたい」と意欲を隠さなかった。
ただ、師匠・杉本昌隆七段(50)が前日にサービストークで「連覇確率3〜4割」と語ったことに関し、自分では何割と思うか?を問われると苦笑い。「対局の当事者なので、確率は意味のないことかと…」とかわして難を逃れていた。
ーーー



左の山もトップ棋士の強豪ぞろい。
行方八段に勝ったとしても、決勝戦も相手はどうしたって手強いなあ。

優勝賞金750万円まであと2勝。
過去に連覇したのは羽生九段のみ。
否が応にも注目が集まります。



ビジネスにうまい文章はいらない

2019-01-18 05:44:56 | 図書館
ためになる本だった。



以下、自分用メモに。

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ビジネス文書の目的は、文章を読んでもらうことではなく、書かれている内容を理解してもらうこと。

相手は不要な文章を読む義務などないと心得る。

文章は単なる道具に過ぎない。

文章に謙虚になること。とにかく書きさえすれば伝えられるというものではまったくない。

格調高いうまい文章は必要ない。平易で、シンプルで、読みやすい文章こそが求められる。

新聞は難しい。新聞のような文章は、真似るべきではない。

未知数である、懸念を抱く、警鐘を鳴らす、などの手垢のついた言葉はなるべく使わない。
目指すのは、大人同士の会話レベルでの話し言葉。
使い慣れていない言葉をわざわざ使う必要はない。

文章は一度寝かせる。
熱い原稿を冷ます。
書いてから時間をおくことで、より読み手の目線に近づける。

ひねり出した言葉などいらない。文章は「素材」でできている。
素材とは、事実、数字、エピソード(コメント)

誰に向けての文章かをはっきりと意識する。

形容詞を使わない。
形容詞は、文章を幼稚にする。まるで小学生の文章。
「ものすごく寒い」

「温度計はマイナス3度を示していた」
「窓の外のツララは20センチにも達していた」
「一瞬で手がかじかむので手袋なしではいられない」

小学生にも事実、数字、エピソードといった素材の大切さを教えると文章は見違えようになる。
「とても楽しかった」

「今日、太郎君と逆上がりの練習をした。なかなかお尻が上がらなくて、二人で大笑いした」








稀勢の里引退

2019-01-17 05:45:51 | インポート
大関時代まで休場がわずか1日だった「鉄人」、横綱昇進後に負った左胸の怪我さえなければ。
日本人横綱として応援していただけに残念だが8場所連続休場後の3連敗という結果では如何ともしがたい。
17年間お疲れ様でした。

ーーー
出典:スポーツ報知

日本相撲協会は16日、理事会を開き、第72代横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=の現役引退と年寄「荒磯」襲名を承認した。稀勢の里は両国国技館で会見し、17年間の土俵人生に「一片のいもありません」と涙。19年ぶりの日本出身横綱として絶大な人気を誇ったが、左大胸筋などのけがに苦しみ在位はわずか12場所だった。当面は田子ノ浦部屋付き親方として後進の指導にあたるが、2020年にも独立して新生・荒磯部屋を創設するプランが浮上。候補地はJR秋葉原駅近辺で「世界のアキバ」から将来の横綱を育てる。

たたき上げの和製横綱・稀勢の里が相撲人生に終止符を打った。茨城・長山中から15歳で「傘、ジャージー、下着」だけを持って旧鳴戸部屋の門をたたいた。17年前の新弟子時代に通った国技館内の相撲教習所の壇上で「覚悟をもって場所前から過ごして、稽古をしてきた。自分の中では『これで駄目なら』というくらい、いい稽古をした。一片の悔いもありません」と語ると、えんじ色の着物の襟元に涙がこぼれた。

横綱審議委員会から初の「激励」決議を出された進退場所。昨年秋から3場所にわたる横綱ワースト8連敗(不戦敗除く)を喫した15日夜、師匠・田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)に引退意思を伝えた。負けて横綱が引退を決意するのは、03年九州場所中の武蔵丸以来16年ぶりだった。

17歳で関取になり、30歳だった17年初場所の初優勝で番付最高位まで上りつめた。だが、翌春場所13日目の日馬富士戦で新横綱Vと引き換えに左大胸筋、上腕などを負傷した。大関時代まで休場がわずか1日だった「鉄人」は、年6場所制(58年)以降の横綱ワースト、8場所連続休場も経験。すがるような思いだったのか、今場所中は朝稽古前に都内の神社を参拝し、静かに手を合わせてからまわしを締めた。

2年前の大けがを振り返ると「一生懸命やってきました…」と思い詰めて10秒以上も沈黙。「けがをする前の自分に戻ることはできなかった」と無念さをにじませた。休場覚悟で完治前に強行出場を続けたのは和製横綱としての相撲人気を守りたかったから。「ファンの期待に沿えないのは悔いが残る」と唇をかんだ。

今後は荒磯親方として次世代力士の育成に心血を注ぐ。相撲協会の規定で最低1年間は部屋付きの親方として過ごすが、荒磯部屋として東京五輪開催の20年にも独立することが可能だ。土地購入も1年近く前から検討されており、複数の関係者によると予定地はJR秋葉原駅とJR浅草橋駅の中間地点。近隣に相撲部屋は少なく、アイドルグループ・AKB48の拠点に近いため「AKB(アキバ)部屋」と呼ばれる可能性もある。

相撲道の根幹は、先代師匠の故・鳴戸親方(元横綱・隆の里)の教え。1日100番、正午過ぎまで続く猛稽古は当たり前で「(先代は)稽古が大事と教えてくれた。一生懸命、相撲を取る、けがに強い力士を育てたい」と決意表明した。当面は9月の秋場所後で調整中の断髪式準備に追われそうだが「稀勢の里2世」育成へ、17年の土俵人生で培った財産を角界に還元していく。

◆荒磯 1953年に第38代横綱・照国が荒磯部屋を創設。61年に伊勢ケ浜部屋に改称されたが、83年に小結・二子岳が名跡を継承、93年に二子山部屋から独立して部屋を創設。09年に親方の定年退職に伴い閉鎖され、名跡は同年に稀勢の里が取得した。稀勢の里の現役中は元前頭・玉飛鳥らが借株として使用していたが、18年4月からは空き株となり、引退後の即襲名に支障がなくなっていた。

◆年寄の独立 09年に年寄が部屋を新設できる規定が設けられた。〈1〉横綱もしくは大関(陥落した力士も含む)〈2〉三役通算25場所以上〈3〉幕内通算60場所以上(番付制限なし)のいずれかの条件を満たし、師匠の了承を受け、引退後1年以上経過した後の理事会の承認を経て部屋を新設することができる。

◆稀勢の里が負傷した日馬富士戦
17年春場所13日目の結びで対戦。寄り倒された後に土俵下に左肩から転落し、痛みで顔をゆがめて30秒ほど起き上がれなかった。支度部屋では左腕を三角巾でつり、救急車で大阪市内の病院へ搬送。場所後の検査では「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷」で約1か月の療養が必要と診断された。




エキストラ募集のお知らせ

2019-01-16 05:35:30 | インポート
2019年釜山国際映画祭正式出品作品「満月」のエキストラ募集のお知らせです。

映画「満月」は韓国と日本で撮影が行われ、日本での撮影の多くは小樽で行われる予定です。
※日本での上映は未定ですが検討中とのこと。

エキストラ募集の日程は1/20(日)~2/5(火)の期間のいずれかに様々なエキストラの募集があります。

御興味のある方は、小樽フィルムコミッションのHPの「映画「満月」エキストラ募集のお知らせ」の「満月 EX募集 応募方法と諸注意」「小樽ロケ 募集日時」を御確認いただき、必要事項を応募用アドレスまでお送りください。

【応募用アドレス】fullmoon2019ex@gmail.com
※応募先は小樽フィルムコミッションではありませんので、御注意願います。

皆様のご応募お待ちしております。

小樽FC


【作品概要】
タイトル 『満月』
公開 2019年 釜山国際映画祭正式出品
制作会社 FILM RUN、 制作協力 オフィスクレッシェンド
監督 イム・デヒョン
出演 キム・ヒエ、キム・ソへ、ソン・ユビン、中村優子、木野花、
内容
誰にも言えない秘密を抱いていきている母親「ユンヒ」、ある日、一人娘のセボムが母に送られてきた一通の手紙を読むことから始まるストーリーで、様々な形で存在する愛を描く。











串鳥

2019-01-15 06:47:45 | インポート
仕事続きの連休でしたがその最終日は、ちいばあまあじい、グランパたかばあを誘って串鳥へ。
久しぶりに行くと、タッチパネルで注文できるようになっていて驚きました。
便利な世の中ですね。
注文を送信すると、厨房のほうでチャイムが鳴ります。
おー送られてる送られてる。

串鳥で自分がいつも頼む串ベスト3
1位 ささみおろしポン酢
2位 激辛青南蛮つくね
3位 やわらか味噌ホルモン



ささみおろしポン酢は、やっぱり美味しかった。
自分の絶対的ナンバーワン。

ちなみにグランパたかばあの絶対的ナンバーワンは釜飯らしい。

年寄り同伴のため5時に入店し7時前には会計を済ませて帰りました。
この時間だと店内も空いててあずましいですね。




爺・孫が顔を入れ替えて大笑い。



小樽市内の中学校は今日が始業式。
葵は、中学校生活最後の3学期が始まります。





Hand of God

2019-01-14 06:48:20 | インポート
長友のハンド、これは誤審に間違いない。




思い出すのは、1986年のワールドカップメキシコ大会、準々決勝 アルゼンチン対イングランド。

マラドーナ
「早く来て自分を抱き締めないと、審判が得点を認めないぞ」
「イングランド人の財布を盗み、バカにしてやった気分だ」
「ワールドカップで勝てるなら手だって使うさ。審判が認めれば、それでゴールだ」

イングランド監督ボビー・ロブソン
「あれは誤審以外の何ものでもない。誤審はあり得ることで仕方がない。だが私が許せないのは、それを神の手などと呼ぶ者の欺瞞だ」

ーーー

試合中に正直に申告するのは難しい雰囲気があるのも分かる。
それでも、フェアプレーの観点からみて、すんなり納得がいく結果ではない。

フォークランド紛争などを背景にアルゼンチンとイギリスとの間には特別な国民感情があって、メキシコ大会から30年以上経った今でも、マラドーナはイングランド国民から恨まれているという。

そんな遺恨が残らなければいいのだが。




成人式

2019-01-13 18:44:20 | インポート
小樽市成人式



今年小樽市内で成人式を迎えるのは、男女合わせて1036人。



会場の市民会館に集まったのは約900人の新成人。



お楽しみ抽選会。
おたる水族館、大正硝子、大仁門、あまとうなど、市内の協賛企業から新成人へのプレゼント。
特賞は政寿司のお食事券10,000円分。



小樽青年会議所、JCの皆さんがボランティアスタッフとして運営に毎年協力してくれています。
感謝。

朝早くから着付け、写真撮影と新成人の皆さん、お疲れ様でした。