こうして改めて見ても、平磯岬の高台に建つ銀鱗荘の存在感は格別だ。
眼下には日本海をはじめ、情緒豊かな小樽の港や街の表情、四季の美しさを映す山々が見渡せる。
部屋風呂(温泉)まで用意されて一泊一人12〜14万円。
「世の中には特権を持たずに生まれてくる人がたくさんいます。良いことをしても誰からも褒められず、むしろ、生まれてきたことを否定されながら大人になる人々がいるのです。そうした人たちは、報酬系と呼ばれる脳の神経ネットワークが正常に育っていない場合がほとんどです。たとえ良いおこないをしても、あなたのように正常にドーパミンが出ないので、幸福な気持ちになること自体が少ないのです。あなたとは見えてる景色、思考の前提があまりにも違いすぎる。幸福な未来を想像しようにも、そもそも幸福がどのような状態なのかがわからない。守るべき幸福がなければ、罪を犯すハードルは恐ろしいほど低くなる。他人の幸せを想像する力がなく、幸せを奪うことに対して罪の意識自体が生じにくい。つまり彼らは、犯罪者、加害者である以前に、元被害者であるケースが圧倒的に多いのです。本人が被害者であることを周りにうまく説明できなかったために、誰からのケアもサポートも受けられなかった、かわいそうな元被害者なのです。そんな彼らとあなたが、同じ世界の、同じ法律、ルールの下で、同じ人間として生きていかなければならないというのは、あまりにもアンフェアで、残酷な仕打ちではないでしょうか?」
今話題の名探偵コナン 100万ドルの五稜星
葵が先日見てきたそうで、何回でも見たいと言っていた。
それではパパも、と思い立ってレイトショーを見に行くことに。
チケットはスマホで購入、席まで選ぶことができるとは便利なものだ。
映画の舞台は函館。
函館市内の風景がいくつも登場する。
ラッピも出たし。
これは函館市の宣伝になるなあ。
JR北海道はこの映画とタイアップした謎解きキャンペーン「100万ドルへの鉄路(エクスプレス)」を実施するほか、特急北斗での車内特別アナウンス、特急北斗およびはこだてライナーでの特別ラッピングなどタイアッププロモーションを実施する。
函館市もスタンプラリーを実施、オリジナルラッピング電車(1両)とラッピングバス(3台)を9月まで運行するという。
弟の俳優大泉洋氏がゲスト声優として参加したことも含めて、函館市の大泉市長にとっては、大きな実績と評価されることになるだろう。
新幹線の函館駅乗り入れ問題では、JR北海道と不穏な関係になってしまっているようだが、それはそれ、これはこれ。
ちなみに函館市が負担したコナン関連の予算は、総額2000万円以上のようだ。
力が入っているなあ。
函館市の特設サイトに掲載されているスタンプラリーで巡る函館市内の写真をみながら、あらためて函館は絵になる街だと思った。
五稜郭は、やっぱりインパクト抜群だ。
函館に行ってみたくなるよなあ。
映画の中で小樽運河に行くというセリフが飛び出し、小樽も登場するかと期待しましたが、小樽は飛ばして稚内の宗谷岬が描かれていました。
残念。
コナンファンは別として、自分のような初心者は、いきなり観るよりも事前に予習して行ったほうがより深くストーリーを味わえるかもです。