徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

おめでとう!大坂なおみ選手全米オープン優勝!!

2020-09-13 08:38:24 | テニス

エスパルスは浮上の気配が見えませんが、大坂選手だけではなく、ゴルフでは、3日目を終え、畑岡選手が14位(3日目5アンダー)、渋野選手も21位(3日目5アンダー)。やはり、スポーツを見ながらワクワクすることは私にとってのビタミン剤です。

 

全米オープン決勝へ進んだ大坂選手。

前回、優勝したのがもう一昨年になるんですね。

直前の試合の決勝で棄権した大坂選手。

左太ももにテーピングして戦い続けていく中、

いつこのケガが悪化してしまうのか?

心配の中で勝ち進んで行きました。

 

さて、試合内容ですが、

決勝は完全にアザレンカ選手のペースでスタートしました。

第1セット1-6と言うスコアが表すように、

対戦相手のアザレンカ選手は強かった。

このセットのアザレンカ選手のショットは、

悉くダウンザラインに決まり、

振り回された大坂選手はなす術もなく、

このままでは勝つチャンスなし!

そんなスタートでした。

第1セットのスタッツを見れば一目瞭然でした。

サービスエースは両者ともゼロながら、

ダブルフォールト

大坂選手2回、アザレンカ選手0回

ファーストサーブ

大坂選手64%、アザレンカ選手94%(驚異的確率です)

ファーストサービス得点率

大坂選手44%、アザレンカ選手75%

セカンドサービス得点率

大坂選手44%、アザレンカ選手100%

ウィナーショット 

大坂選手5回、アザレンカ選手7回

アンフォースドエラー

大坂選手13回、アザレンカ選手3回

アザレンカ選手は完璧でした。

 

この第1セットを見て、一昨年の全豪オープンの、

クビトバ選手との対戦を思い出しました。

この時、大坂選手は第1セットこそ、

タイブレークでものにしましたが、

第2セット途中までクビトバ選手のサーブを、

全くブレークすることが出来ないどころではなく、

ブレークの気配さえありませんでした。

因みにこの時の決勝が、

2019年のベストマッチに選ばれています。

2019年を振り返って、WTAが「今年のベストマッチ」を発表。グランドスラム部門の1位には、大坂なおみ(日本・日清食品)がペトラ・クビトバ(チェコ)に劇的勝利を飾った「全豪オープン」決勝戦が選ばれた。

 

さて、全米オープンのお話に戻ります。

第2セットも、先にアザレンカ選手にブレークされて0-2。

この次のゲームが潮目の変わり目でした。

何故か?

アザレンカ選手に急にミスが出始め、

デュースが続くゲームも多くなり、

6-3でセットを獲りました。

 

サービスエース

大坂選手5回、アザレンカ選手2回

ダブルフォールト

大坂選手0回、アザレンカ選手1回

ファーストサーブ

大坂選手77%、アザレンカ選手78%

ファーストサービス得点率

大坂選手65%、アザレンカ選手48%

セカンドサービス得点率

大坂選手60%、アザレンカ選手44%

ウィナーショット 

大坂選16回、アザレンカ選手14回

アンフォースドエラー

大坂選手5回、アザレンカ選手10回

アザレンカ選手に何が起きたのでしょうか?

大坂選手が振り回されることが、

徐々に減って行きました。

 

最終セット6-3で結局勝利しましたが、

やはり大きなターニングポイントがありました。

セットカウント1-1となったものの、

アザレンカ選手もこのまま諦める選手ではありませんが、

先にブレークした大坂選手が3-1とリードした後の、

大坂選手のサービスゲームですが、

いきなり0-40とブレークバック寸前の展開になり、

ここで、ブレークバックされてしまうと、

流れがアザレンカ選手に行くのでは?

そんな雰囲気がプンプンする中、

大坂選手がここで踏ん張り、見事キープ。

ここで4-1としたことが勝利につながったと思います。

その後、お互いに1回ずつブレークをし、

最終的に大坂選手が優勝することが出来ました。

特に最終セット。

スコア的には大坂選手がリードしていましたが、

全然安心して観ることはできませんでした。

 

最終的3セットトータルのスタッツです。

サービスエース

大坂選手6回、アザレンカ選手3回

ダブルフォールト

大坂選手2回、アザレンカ選手2回

ファーストサーブ

大坂選手65%、アザレンカ選手75%

ファーストサービス得点率

大坂選手61%、アザレンカ選手59%

セカンドサービス得点率

大坂選手50%、アザレンカ選手39%

ウィナーショット 

大坂選34回、アザレンカ選手30回

アンフォースドエラー

大坂選手26回、アザレンカ選手23回

接戦でした。

 

何しろ、決勝で第1セット失った後に、

逆転で優勝することは25年振りらしいです。

それほど苦しい戦いだった訳です。

この優勝で獲得賞金は3億1千8百万円。

大坂選手の成長した姿を見ることが出来て、

とても嬉しいですね。

更に頑張って欲しいものです。

コメント
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