シマノ・TWIN POWER GTX。それは時代のあだ花として散ったリールではないだろうか。
このリールが発表された1990年当時,ダイワのSS-750が圧倒的支持を得ていたと思う。そしてダイワは,EX750という,いま考えてもビックリ機能のリールも備えており,リールに関してはダイワが一歩先んじている,というのが当時の大方の感覚だった。
そこへ新規参入したのが,写真のTWIN POWER GTX。
バス用主力機種の2000番台で自重275グラムと,いまの常識からすると重い部類だが,このリールの登場はセンセーショナルだった。
ズバリ,カッコイイ,である。「ドレッシーファインフィニッシュとよぶパールホワイトとシャンペンゴールドの鮮やかなコーディネイト」でひときわの輝きを放っていた。もちろん時代最先端の5ボールシステム。
それまでダイワ派だった友人が,またダイヤモンド・マイコンなどを使っていた後輩が続々購入したものだ。「カッコイイから」と。
だが,このリールは短命で終わるのであった。1992年には初代ステラが発表され,いまでもその名を受け継いでいる。
TWIN POWERの名前はいまでも残っているが,あの当時競って購入した友人・後輩のリールはどうなっているのだろう.....。ちなみに,オズマは,これより1つランク下の「TWIN POWER 2000」を購入して,やはり3年チョイで使い終わり,ステラに至っていた。
このリールが発表された1990年当時,ダイワのSS-750が圧倒的支持を得ていたと思う。そしてダイワは,EX750という,いま考えてもビックリ機能のリールも備えており,リールに関してはダイワが一歩先んじている,というのが当時の大方の感覚だった。
そこへ新規参入したのが,写真のTWIN POWER GTX。
バス用主力機種の2000番台で自重275グラムと,いまの常識からすると重い部類だが,このリールの登場はセンセーショナルだった。
ズバリ,カッコイイ,である。「ドレッシーファインフィニッシュとよぶパールホワイトとシャンペンゴールドの鮮やかなコーディネイト」でひときわの輝きを放っていた。もちろん時代最先端の5ボールシステム。
それまでダイワ派だった友人が,またダイヤモンド・マイコンなどを使っていた後輩が続々購入したものだ。「カッコイイから」と。
だが,このリールは短命で終わるのであった。1992年には初代ステラが発表され,いまでもその名を受け継いでいる。
TWIN POWERの名前はいまでも残っているが,あの当時競って購入した友人・後輩のリールはどうなっているのだろう.....。ちなみに,オズマは,これより1つランク下の「TWIN POWER 2000」を購入して,やはり3年チョイで使い終わり,ステラに至っていた。