オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【高校無償化問題】そもそも高校は「義務教育」ではない!

2010年03月07日 10時16分55秒 | オズマの考える教育問題
高校無償化 格差解消の本質を見失うな(読売新聞) - goo ニュース

 見失っているのは,どのマスコミも「高校が義務教育でないこと」だ。どの記事もその部分の掘り下げが甘い

 この無償化問題を議論するならば,「高校を義務教育化するかどうか」から始めないと議論の底が抜けている

 小学校・中学校は,公立に限り無償である。それは「義務教育」だからだ。「親は子供を通わせる義務があり,子供には通う権利がある!」と叫んだ金八先生の言葉がいまだに頭から離れない。

 たしかに時代は大きく変わった。中卒でできるような仕事はほとんどなく,高卒でできる仕事も激減した。でも,大卒フリーターがあふれるいま,学歴神話さえ崩壊していることを議論しなければならないのではないか。「昭和の亡霊」にいつまでしがみつくのか

 文部科学省は「生きる力」の養成などといいながら,数学・理科に対してはとくに骨抜きの改悪ばかり行ってきた。そのツケを支払われているのがいまの子供達,そういえないだろうか

 極論すれば,「生きる力」に必要なのは「KY」などではなく,「包丁で魚を3枚におろせる」「便所掃除が得意」などなど,本当にごく普通のことではないだろうか。

 実際,こうした生活経験豊かな子供ほど成績がいいという例もある。必要条件・十分条件の検証は重要だが,データとしてある。

 そして朝鮮学校への無償化。さすがに鳩山の無知さにはあきれた
 三国人の学校,それも「将軍様」を肖像画とするような学校に無償化など,議論する必要も感じない。ここだけは亀井・福島の主張に賛同する

 中国では,グーグルの撤退でもめているという。想像に難くない。インチキ国家の正体がようやく露見してきた,というか,世界に「中国バブル」を夢見させるインチキ国家の本領発揮だ。

 中国は証拠を示せと米国を脅しているが,こういうときに屈しない米国の態度を日本は見習うべきである。米国にはエシュロンがあるから強気,というのももっとも背景として重要だが。

 オズマは,中学までの学習内容を,70年代,もっとも過酷だといわれたレベルの水準に戻す必要もあるのではと考えている。あまりにも分厚い教科書にいまでも驚くが,当時の生徒は頑張ったのだ。そしてその世代がいまの50代である。社会の中枢を担っている世代である。

 お金の問題でなく質の問題,2012年からセンター試験も変更がされるが,とにかく質の向上を求める

オール電化,オズマ(旧電器屋さん見習い)は薦めない!

2010年03月07日 05時34分46秒 | オズマの考える政治・経済問題
 オール電化,それは究極の「一極集中」体制である

 オール電化の利便性はいやなほど語られているが,阪神淡路大震災での教訓「石油ストーブが一番役立った」ことは忘れ去られている。

 たしかに,インフラのうちもっとも早く復旧するのが電気・水道ではある。しかし,その電気は何から生まれているのか 原子力発電・火力発電などなど,結局は石油に依存していることは変わらない。原子力を純粋に原子力で動かせるのなら話は別だが,それはない。どこかでかならず石油は関わる。

 だから,本当の電器屋さんなら「いい面もありますが,使い分けもお考えください」という。心臓にペースメーカーを入れるとIH調理器は使えない。そんな話は,とくに大型店では語られない。

 危機管理の基本は「分散」である。

 
『失敗学』という本を読めば判るが,人間の注意力などたかが知れているし,「集中システム」の代表例である「セントラルヒーティング」などは,壊れると企業ではお話にならない。

 実際,2009年7月にオズマの会社でもエアコンが壊れ,それがセントラルヒーティングだったので,設備管理会社に機器の入替えを指示したこともある。時代遅れの集中管理はさっさと止めろと。

 集中管理の危険性は他にもある。PCのサーバーだ。オズマの以前の部署では何度もサーバーがダウンして,仕事ができないことが起きたことがある。結局,集中管理の危険性回避のため,サーバーを2個,違う場所に分散させたのだった。

 また,オール電化は「エコ」だともいう。

 嘘とはいわないが,かなり怪しい。化石燃料をどこかで使う以上,どこがどう違うのか,石油精製段階から電機業界は示すべきである。

 以上,その昔,電器屋のバイトを3年ほどやっていたオズマの思ったことである。