オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

AE86レビン最初期型カタログにみる「エンジン性能」の時代

2010年03月17日 05時45分07秒 | オズマのクルマよもやま話
 ハチロク。あまりにも有名な存在。

 そのカタログ,レビンのものだが,初期型・中期型・後期型,すべてを持っている。

 それは偶然である。1997年初頭,会社でハチロクを買おうかな,という話をしていたら,クルマ好きの先輩が
    「カタログ,家にたくさんあるよ
というのだ。そして,タダでくれるという

 そして数日が過ぎた。新品かと思われるカタログが来た なにしろロクに開いた形跡がない。見積書まで入っていた。

 話が逸れた。言いたいのは,このハチロクの登場は,まさしく1.6L・DOHCエンジンの国内競争を激化させるものだった。ツインカムが誇らしい時代。4バルブシステムが高価であった時代。

 その後,4AGEは,実にAE92前期,AE92後期,AE101,AE111と,実に5世代にも渡って改良され,初期のグロス130PSからネット165PSまで伸びた。オズマの1600GTはAE111と同じものだ。

 ホンダが独創的にZC,B16A,B18Cと発展させて行ったのに比べて,石橋を叩いて渡るかのようなトヨタの進み方だが,それもメーカーの思惑あってのことだろう。

 「エコ」しか聞こえないいま。何世代も引き継がれるエンジンは出るのだろうか そして,エンジン性能が魅力になる,そんな時代はもう来ないのだろうか......。