絶滅・クニマス、西湖にいた…さかなクン大発見(読売新聞) - goo ニュース
何年か前,『釣りキチ三平 平成版』でこの「クニマス」についての悲劇が語られていた記憶がある。
今回のニュースは,「西湖で自然繁殖を繰り返していた」「それを有名人が確認した」ということに主眼が置かれてすぎているように思う。西湖には間違いなく「国内外来種」として持ち込んでいるのにもかかわらず,美談に過ぎてしまうのはいつもの報道のわるい癖だろう
。
ボクも魚は好きだから,絶滅したはずのものがどこかで生き残っていたら,それは嬉しい。一種のロマンも感じる。しかし,放流以前に,玉川温泉の毒水を流したことによって田沢湖が死の湖になったことについて,マスコミは「人間の愚かさ」も同様に報じるべきではないか
この類の「絶滅したはずのものが実は!」,の報道には,人間の行為の愚かさへの反省が足りなさ過ぎる
さて,西湖で生息しているとなると,地下水脈でつながっているともいわれる富士五湖周辺,とくに実際放流された記録がある本栖湖などで繁殖している可能性はあるだろう。
さらには,忍野八海,芦ノ湖など,一見かなり離れた地域にも,地下水脈で移動したり,もしくは人間が「この黒いマスは面白そうだからほかの湖にも入れてみよう」などとして放流し,定着しているかもしれない。
冷静に考えると,この問題には「絶滅とされても,魚であるがゆえに,つまり,閉鎖水域でも繁殖が可能であれば繁殖すること」の可能性を示している。そしてそれは,他の魚種でも同様の可能性はあるのではないか,という期待も含ませる。
まあ,しかし,肝心の西湖では「クロマス」として捕獲していたのだから面白い。シーラカンスの発見の際も漁民が普通に捕っていたし,ヤンバルクイナもそうだった
。
科学はやはりフィールドに帰す。あらためて感じた次第である。
『空手バカ一代』。故・大山倍達先生(極真空手創始者)の伝記のようなものだ。もちろん,梶原先生の脚色もあるが。
気分が滅入ったとき,この本を読み返すことが多い。そしてこの言葉を思い出す。
「真実は孤独なり」。
重い。重厚な言葉だ。
かつて,いや,いままでも,オズマは,実社会でも,たかがバス釣りの方でもこの言葉を実感してきたことは多い。
とくに実社会。いかに訴えても最後は自分独り。どんなにそれが真実でも理解されないものはされない,と思っていた。
そう感じてはや数年。
時代が変わり始めたようだ。オズマが訴えていた改革策が,ようやく理解されはじめたようだ。だが,ここで,本当のオトコになるには「それはオズマが....」などといわないことだろう。でも,言いたくなる。何しろこの標題の言葉を噛み締めて,悔しさに耐えたものだから....。
マス・大山氏は偉大である。
気分が滅入ったとき,この本を読み返すことが多い。そしてこの言葉を思い出す。
「真実は孤独なり」。
重い。重厚な言葉だ。
かつて,いや,いままでも,オズマは,実社会でも,たかがバス釣りの方でもこの言葉を実感してきたことは多い。
とくに実社会。いかに訴えても最後は自分独り。どんなにそれが真実でも理解されないものはされない,と思っていた。
そう感じてはや数年。
時代が変わり始めたようだ。オズマが訴えていた改革策が,ようやく理解されはじめたようだ。だが,ここで,本当のオトコになるには「それはオズマが....」などといわないことだろう。でも,言いたくなる。何しろこの標題の言葉を噛み締めて,悔しさに耐えたものだから....。
マス・大山氏は偉大である。