オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

ルアーチェーン店の草分け「ポパイ」,ついに12/30で東京23区から撤退。

2010年12月30日 06時07分27秒 | 2010オズマのバス釣りレポート
 ポパイ。

 バスアングラーなら,一度は聞いたことのある大型チェーン店。だが,東京23区では,メトロ店に続き,L-7も年内一杯(12/30)で閉店することが決まった

 ボクとポパイの出会いは1992年5月まで遡る。あれは,藤木プロの琵琶湖ガイドを受けた日だった。デビルズクローというワームのヘビキャロで50UPを釣ったりしたので,友人とともに,当時京都にしかなかったポパイへ行こう,ということになり,リブレバスクラブからひたすら京都に向かった。

 翌日,デビルズクローを大量に仕入れた友人とボクは,近江高島水上警察のウィードエリアでヘビキャロを行った。そこでボクは,オカッパリ初の50UPをヘビキャロで釣ったのだった

 他にも,琵琶湖で「アングラーズ・イン」ができた年度に真夏に行ったものだ。潮来に「サイト51」ができたときもよく通った。そして,ポパイが東京に進出したのは,最初は世田谷・瀬田交差点近くだった。「246」という名称だったと思う。おかげで,クルマで行くとなると渋滞は多く不便で,駐車場も少なくて苦労した。しかし,ポパイでしか購入できないものがあったのだ

 その後,「L-7」ができたと思う(「246」の代わりだと思う)。しばらくして,「メトロ」開店。だが,そのころにはもう大手中古釣り具チェーンが店舗を展開し始めていた。そう,タックルベリーである。

 ボクも,自宅近所にタックルベリーが出来てからは,圧倒的にそこに通うようになった。そうすると,ポパイへ行くこともほとんどなくなった。むしろ新品で面白いものは潮来釣り具センターの方がある,という状況になった。さらに究極,好きなもの・知っているものはネットで購入するようになっていた。

 そんなことがあったが,2010/12/23,最後の姿を見に行ってみた。写真はそのときのものである。

 店内を見回すと,何もほしいものがない。新品でめぼしいものは売り切れたようだ。お,しかし,スピナベのスカートが残っていた。『Basser』も久々に購入してみるか。2日で読破し,あっというまに他の使えないルアーとともに中古店買取に持ち込んだが....。

 これで潮来からポパイがなくなったらかなりのことだろう。やはり,不況で若い人がバス釣りの世界に入ってこないのだろうか。実際,水郷でも30代以上のアングラーが多いように感じるし....。15年程前の「バスバブル」が信じられない。あの当時,自分も20代だったが...。水郷もいま考えると非常にイージーだったが....。

 ちょっと悲しくなった2010/12/23だった