シャッドラップをこのフルカラーで販売しているお店は近隣にほとんどないが,中古を含めて好きなのは,なんといってもFT(ファイヤータイガー)カラー。
ラトリンラップでもなんでも,どのメーカーでも,迷ったらFTカラーから購入。
理由は「釣れそうだから」。
きっかけは大昔の北浦で,ラトリンラップのFTカラーとGカラーで入れ食いになったことが何度もあるから。また,琵琶湖木浜ガイドで100匹釣ったのもFTカラーのラトリンラップ。当時の藤木プロにしても絶賛していた。「これはTDバイブより釣れる」とも。
意外に釣れるのはパーチかな。そしてブルー系統かな。あとはもうシルバーとシャッドカラーがあれば文句なし。
それにしてもネットショップでもいまいち見つからないなあ。実際の店舗,それも古いお店に行くとSR5はゴロゴロあるかもしれないな。
ちなみにSR7とSR8は,バスブーム時代に上州屋で強烈に安かったのでその在庫がいまでもあります。
11/28にはシャッドラップで久々に釣り上げたわけであるが,あらためて標題について考えてみたい。
オズマの釣果では,写真上段の「ハイカット」などの最新シャッドよりも,下段「シャッドラップ」に圧倒的実績がある。
シャッドラップを評価するのに最高の言葉がある。
「TANK TESTED」
すなわち,出荷前にすべてトュルーチューンが施されているのである。
OSPでもイマカツでもどこでも,「十分注意していますが必要に応じてトュルーチューンしてください」という断り書きがあるのに対し,ラパラ製品にその言葉はない。その必要はない,といっているに等しい。事実,ラパラ製品で「曲って泳ぐ」などの不良品はかつて1個も経験にない。
これは,ラウリ・ラパラというラパラをつくった人が「漁師」だったことに起因しているのであろう。漁師に失敗は許されない。漁師だから効率のよいものを作る。本当に魚が好む動きを考える。そういう歴史が生きているのだろう。
村田基さんは「シャッドラップとバッシンシャッドで活性を見分ける」ということだが,バッシンシャッドは泳がないことも多い。そこへいくとシャッドラップはハズレがない。となると,同列で語るのは難しいかもしれない。
シャッドラップ。今年の冬,あらためて威力を思い知るかどうか。それは最終的にはオズマの釣行次第だが,準備は万端である。