オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【代ゼミ殺傷事件】断末魔の叫びが聞こえたのはたしかだった。

2014年11月14日 22時21分30秒 | オズマの考える教育問題

代ゼミ生刺した30歳生徒逮捕…「目が合った」(読売新聞) - goo ニュース

 僕が虫垂炎で入院したのは,2013年5月7日からだった。

 その頃の記事に「代ゼミタワーが寂しい」などと記した記憶がある。いや,記憶だけだった。記録はしていなかった。検索かけても写真しか出てこないのだ。

 しかし,タワーの殺風景さは想像以上のものだった。そして起こるべくして起こった事件。九州でも代ゼミは代ゼミ。終わっているのは学校だけでなく,囲まれた生徒も,である。

 もっとも,事件を起こしたのは30代のキチガイ受験生。あんた,30代って社会人で普通に働いている年代ですよ。派遣だろうがなんだろうが,実社会でもまれている人生まっただなかだ。

 ただ,予備校に異常な多浪生が在籍するのは,とくに医学部対策系コースで顕著である。いわゆる「親が医者で,子供もそれに従って」というものである。

 この事件をきっかけに,さらに代ゼミは収縮するだろう。すでに講師が他の予備校に流れているのは事実だが,講師のレベルが低すぎて使いものにならない,とは大手予備校の声である。まあ,潰れるべくして潰れるというところだ。

 予備校講師とはプータローである。世間に馴染めない曲者ばかり。しかし学歴だけは高い。それも実社会で通用しない。

 こんな殺風景と引き換え,ではないが,家族が後期高齢者ながら「飛び込みアルバイト」を申し出て,すでに1ヶ月従事している。つまり,やる気があればなんでもできるということ。

 断末魔があのときたしかに叫んでいた。代々木の東海大附属病院から聞こえたのは,キチガイ老人の毎晩の苦しみだけでなく,代ゼミ倒産寸前のうめき声でもあったのだろう。

 いま,学校もまた再編。

 政府のやることには今後も期待しない。自分と,自分の属する組織でしか頑張りようはないからね。選挙は棄権しませんよ,もちろん。