オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【アドレナとBSRファイティン・ロッドの共通項】高い融通性。独自のグリップ構造。

2016年01月25日 00時00分09秒 | オズマのバスタックル

 ポイズン・アドレナを入手したとき,へびんさんからは「ちょっと意外だなあ」との返事があった。しかし,僕のバスロッドの歴史上においては,結構普通である。

 それは,写真の1990年シマノカタログにある「ファイティン・ロッド」を当時から使っていたし,その独自性を当時もそれなりに理解していたからだ。

 バス釣りは,行き過ぎて専門的になりすぎるきらいがある。ところが,オカッパリではせいぜい竿は2本が限界。となると,高い融通性が必要不可欠である。昔もいまも変わらない真理である。

 そのことをわからせてくれたのが,シマノ・バンタム・スコーピオン・ファイティン・ロッド(エアロロッドもね)である。

 1990年台は「バストーナメント還流期」。つまりは,コンバットスティックに始まる「トーナメントロッド」が幅をきかせる時代であった。

 しかし,そのマネをしても使い切れなかった。結局,オカッパリで重要なのは「高い融通性」 なのだと,当時の友人とも認識が深まった。

 その結果,バンタムスコーピオン・ファイティンロッドを使うようになった。BSR1651,BSR1702,友人はBSR1652を使って,ともに感動していた。

 そしてあれから26年が経過した。当時,20代前半だったオズマの年齢も,想像だにしなかった領域に到達している。

 そこへ登場したのが,ポイズン・アドレナ。その売り文句たるや,まさに「昔のバンタムスコーピオン・ファイティンロッドだ」と,過ぎ去った時間とともにオズマに訴求してきた。

 当時は「直感ブランク構造」。これは,グリップとロッドがつながっているというか,そのままなのだ。ゆえに感度がいいというものだった。そしてアドレナは「カーボンモノコック」で「感度増幅」である。

 これぞまさに温故知新。

 26年目のカタログも,いま見ると新鮮である。これは家宝である。