高校無償化 格差解消の本質を見失うな(読売新聞) - goo ニュース 見失っているのは,どのマスコミも「高校が義務教育でないこと」だ。どの記事もその部分の掘り下げが甘い
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この無償化問題を議論するならば,「高校を義務教育化するかどうか」から始めないと議論の底が抜けている
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小学校・中学校は,公立に限り無償である。それは「義務教育」だからだ。
「親は子供を通わせる義務があり,子供には通う権利がある!」と叫んだ金八先生の言葉がいまだに頭から離れない。
たしかに時代は大きく変わった。中卒でできるような仕事はほとんどなく,高卒でできる仕事も激減した
。でも,大卒フリーターがあふれるいま,学歴神話さえ崩壊していることを議論しなければならないのではないか。
「昭和の亡霊」にいつまでしがみつくのか
文部科学省は「生きる力」の養成などといいながら,数学・理科に対してはとくに骨抜きの改悪ばかり行ってきた。そのツケを支払われているのがいまの子供達,そういえないだろうか
極論すれば,「生きる力」に必要なのは「KY」などではなく,「包丁で魚を3枚におろせる」「便所掃除が得意」などなど,本当にごく普通のことではないだろうか。
実際,こうした生活経験豊かな子供ほど成績がいいという例もある。必要条件・十分条件の検証は重要だが,データとしてある。
そして朝鮮学校への無償化。さすがに鳩山の無知さにはあきれた
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三国人の学校,それも「将軍様」を肖像画とするような学校に無償化など,議論する必要も感じない。ここだけは亀井・福島の主張に賛同する
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中国では,グーグルの撤退でもめているという。想像に難くない。インチキ国家の正体がようやく露見してきた,というか,世界に「中国バブル」を夢見させるインチキ国家の本領発揮だ。
中国は証拠を示せと米国を脅しているが,こういうときに屈しない米国の態度を日本は見習うべきである
。米国にはエシュロンがあるから強気,というのももっとも背景として重要だが。
オズマは,中学までの学習内容を,70年代,もっとも過酷だといわれたレベルの水準に戻す必要もあるのではと考えている。あまりにも分厚い教科書にいまでも驚くが,当時の生徒は頑張ったのだ
。そしてその世代がいまの50代である。社会の中枢を担っている世代である。
お金の問題でなく質の問題,2012年からセンター試験も変更がされるが,とにかく質の向上を求める
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