「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

いのちのたび博物館  ・  SUE ( スー ) と呼ばれる 「 ティラノサウルス 」

2013-04-09 06:19:11 | 日記 ・ イベント



いのちのたび博物館にある、スーと呼ばれる 「 ティラノサウルス 」
































スーの顎にあいた穴



2009年、ハトに寄生するトリコモナスの古代菌種が、
ティラノサウルスの命を奪っていた可能性があると発表された。
この研究結果はシカゴ・フィールド自然史博物館の
ティラノサウルス「スー」の化石のあごの骨にあいた穴から判明した。
鳥類がトリコモナスに感染した場合、クチバシや消化管の炎症によって餌を飲み込むことや
呼吸が困難になることが報告されているが、
「スー」の場合も同じような症状で餓死した可能性を研究チームは示唆している。











この恐竜の骨格化石は、スーとして知られるほぼ完全なティラノサウルス・レックスのレプリカであるが、
この標本があるのはシカゴと 「 いのちのたび博物館 」 だけである。
原標本はアメリカのイリノイ州シカゴのフィールド博物館に展示されている(標本番号:FMNH PR2081)。


1990年8月12日、サウスダコタ州で非常に保存状態のよいティラノサウルスの全身骨格化石が発見された。
この標本は発見者のスーザン・ヘンドリクソン(Susan Hendrickson)にちなんで「スー(Sue)」と名付けられた。
しかし発掘者のピーター・ラーソン博士と地主とのあいだで所有権をめぐる裁判に発展、
FBIは強引な方法でピーター・ラーソン博士が保有していたスーの骨格を押収した。
その後国が一時保管した後、スーはオークションにより
日本円にして約10億円という高額で落札されたことでも話題を呼んだ。


ティラノサウルス(学名:genus Tyrannosaurus)は、
約6,850万- 約6,550万年前(中生代白亜紀末期マストリヒシアン)の北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜。
現在知られている限りで史上最大級の肉食恐竜の一つに数えられる。
恐竜時代の最末期を生物種として約300万年生きたが、白亜紀末の大量絶滅によって最期を迎えている。



大分県院内の石橋 17 「 神通 ( かみかよい ) 橋 」

2013-04-09 06:17:21 | 大分の石橋





































所在地 /  大分県宇佐市院内町下船木 ・ 船木川
架橋  /  昭和 2年
石工  /  赤松 次郎作
長さ   /   8.7m     幅   /  4.9m
拱矢  /   1.2m     径間  /  3.4m
環厚  /    ?㎝    
単一アーチ


神通橋は下船木集落の中にある 「 高並神社 」 の斜め前に架かる橋で、
県道のバイパスが開通して旧道になったが、以前の県道の橋として活躍していた。
谷橋と同じように全面をコンクリートで巻かれているが、その形だけは石橋の面影を残している。
明治37年の大分県社寺名勝図録にも橋が描かれているということは、
おそらく再築されたのであろう。
石工は地元の赤松次郎作だといわれている。


神通橋へのアクセス
神通橋へは、県道664号線を谷橋から約300mほど行くと、右側に高並神社が見える。
その神社の横を流れる船木川に架かっている。
駐車は、県道沿いの御仮屋橋入り口の広くなった場所に止めて歩いた。
その場所から橋まで100mも無いくらいである。


Light House [ ハナミズキ ]

2013-04-09 05:55:07 | 日記 ・ イベント










「 コ・イ・ソ・ラ 」



日曜日の夜の放送された 「 ハナミズキ 」 。
一青窈の同名曲をモチーフにした、紗枝 ( 新垣結衣 ) と康平 ( 生田斗真 ) 主演のラブ・ストーリー。
遠く離れ、時にすれ違いながらも愛を貫き通そうとする男女の10年間をみずみずしく描き出す作品であった。
紗枝と康平のキーポイントには、何故か?Light House ( 灯台 ) があった。
彼らがデートした岬にも赤と白の灯台があり、紗枝の想い出の写真にもカナダの町の灯台が写っていた。
そんな灯台と船の模型が彼らを結んでいたような気がする。

これは蛇足になるが、新垣結衣が主演の 「 恋 空 」 には、
大分県宇佐市を流れる伊呂波 ( いろは ) 川が写っていた。