goo blog サービス終了のお知らせ 

「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県人吉市  ・  人吉駅の 『 からくり時計 』

2013-04-30 06:10:40 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



人吉駅前にある 『 からくり時計 』








“ 栗めし ” で有名な駅弁 「 やまぐち 」 の前に建つ 『 からくり時計 』
























お城をイメージした 「 JR人吉駅 」









写真と動画は、人吉駅前にある人吉城をイメージした 『 からくり時計 』 です。
人吉城のお殿様が城下見物を行うという物語が、
民謡 【 球磨の六調子 】 の音楽をアレンジした曲に乗せて展開されているので、
今では、人吉市のシンボル 『 人吉駅前からくり時計 』 となっている。

「 からくりストーリー 」
お祭りの日、相良の殿様、城下へ-。
刻の太鼓の音とともに、からくり時計が作動し城の一階部分から臼太鼓踊り手達が登場。
臼太鼓の音に誘われて、殿様は “ 庄屋どん ” にふんして城下見物に行くことに。
人吉温泉で一汗流し、立ち寄った町屋では相良乙女と球磨焼酎を楽しんで。
ご機嫌でお城に帰った殿様は今日一日の出来事を思い、
「 天晴れ 」 と、城下を望むのでしたとさ・・・

からくり時計作動時刻
 ◆3月~10月  9時~18時の毎時
 ◆11月~2月  9時~17時の毎時

それぞれ一回の作動時間は3分10秒となっている。
なお、上記時刻は平常時の作動時刻ですので、変更される場合があります。

人吉駅前からくり時計の所在地

人吉市中青井町326番地1(JR人吉駅前)



沖縄県北中城村  「 仲順大主 ( ちゅんじゅんうふぬし ) の墓 」

2013-04-30 06:09:21 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



仲順大主 ( ちゅんじゅんうふぬし ) の墓







仲順大主の墓の入り口







墓の前に広がる風景











仲順集落の北側はずれの十字路を屋宜原に向かう道と、
反対方向へ約70m進んだ所に琉球石灰岩の岩山がわずかに残っている。
この岩山の北側の岩根を掘り込んで造られた墓が仲順大主の墓である。
仲順大主は、仲順村の創建者といわれる。
1259年に英祖に王位を譲り、放浪していた義本王をかくまったとの伝承があることから
13世紀中葉の頃の人物だと考えられる。
エイサー曲で有名な 「 仲順流り 」 も仲順大主にまつわる伝承が念仏歌になっている。
元は 「 長者流れ 」 と称していたようで、発音が似ているので、
仲順大主のことだと言うようになったなったと思われる。
歌劇 「 仲順流り 」 では三人の息子が登場するが、実際の仲順大主には子どもが居なかったようである。
また、隣村の喜舎場公とは同年代の人で、お互い協力して義本王をかくまったとしている。

仲順大主の位牌は花崎家に祀られていたが、明治末期に中之安里家に移り、
1952年ごろ 「 根殿の宮 」 に舜天王・義本王と一緒に合祀されている。



大分県院内の石橋 24 「 大重見橋 」

2013-04-30 06:07:15 | 大分の石橋



川底に葦が生えた上流側からの眺望









下流側の欄干は新しくコンクリートで補強はされている







大重見川に架かる大重見橋の遠望







橋のスパンの割りに分厚い頂部







壁石には不揃いの栗石が組まれている







輪石にはさまざまな大きさの石が使用されている





所在地    大分県宇佐市院内町大重見 ・ 大重見川
架橋  /  昭和20年頃
石工  /  不明
長さ   /   10.9m    幅   /   3.9m
拱矢  /     2.0m    径間  /   5.4m
環厚  /    35㎝    
単一アーチ



大重見橋は、高並川の支流の大重見川に架かる小さな石橋で、
昭和35年~36年にかけて上流側を1mほど継ぎ足して拡幅している。
そんな橋は今も現役の橋として地域の生活道路として活躍している。

大重見橋へのアクセス
大重見橋へは、小稲橋がある小稲の信号機から町道を左に入って約1キロほどで
大重見橋に行き着く。
駐車は、橋の先に広くなった場所がある。