「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県小国町 / 遅すぎた 「 下城の大イチョウ 」

2014-11-26 05:04:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



ほとんど散ってしまったイチョウの葉








下城の大イチョウの説明版







木の根元には母・妙栄の墓がある







黄色く色づいた銀杏の葉を敷き詰めた絨毯を歩く







国道212号線からの眺め







大イチョウの下に飾られている自然の木々や葉で造られた 「 くまモンやトトロ 」







大イチョウの下を流れる風情を感じさせる樅木川









熊本県小国町下城にある大イチョウは、
樹高の割に枝張りの大きいのが特徴で、熊本県内でも最大の老樹である。
樹齢は1000年を越え、国指定天然記念物である。
根元から多数のひこばえを生じている。
鏡ヶ池と同伝説に登場する乳母の記念樹として、
今でも乳の少ない女性はこの銀杏樹に祈ると必ず乳が出ると伝えられている。

この大イチョウは、昭和9年12月28日指定『 国指定天然記念物 』 となっている。
ここは、周辺の道路より高くなっており、
戦国時代末期下城の城主であった下城上総介経賢の墓所で、
イチョウの根元にある五輪塔は、経賢の母妙栄の墓と言われている。  


9日に久留米の柳坂曽根の櫨並木を観に行くと、 「 一週間早かったね 」 と言われ、
15日に熊本県小国町にある下城の大イチョウを観に行くと、
「 一週間遅かったね 」 って言われた。

昔からタイミングの悪さは天下一品である。
「 来年こそは 」 と思いながらそれに合わせて行くと、その逆になったりする。
まあ、なるようにしかならんでっしょ!


※  蘖 ( ひこばえ ) とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
   太い幹に対して、孫 ( ひこ ) に見立てて 「 ひこばえ ( 孫生え ) 」 という。



福岡県久留米市 / 早すぎた 「 柳坂曽根の櫨並木 」

2014-11-26 05:03:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣











































南北約1.1kmにわたり、約200本の並木が続く人気の紅葉スポット。
福岡県の天然記念物に指定されている。
新・日本街路樹100景にも選ばれた美しい景観が、
11月には燃えるような深い秋色に染まる。

11月9日に久留米に行った時が、
「 もう赤くなっているだろう 」 と高をくくって訪れた櫨並木。
その色づきに 「 ありゃ~ 」 って思わず叫んでしまった。
「 一週間早かったね~ 」 って言われて、首が折れた。
そういえば・・・
去年もこんな状態だった。
こうなったら 「 来年こそは 」 の思いである。