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ほとんど散ってしまったイチョウの葉
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下城の大イチョウの説明版
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木の根元には母・妙栄の墓がある
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黄色く色づいた銀杏の葉を敷き詰めた絨毯を歩く
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国道212号線からの眺め
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大イチョウの下に飾られている自然の木々や葉で造られた 「 くまモンやトトロ 」
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大イチョウの下を流れる風情を感じさせる樅木川
熊本県小国町下城にある大イチョウは、
樹高の割に枝張りの大きいのが特徴で、熊本県内でも最大の老樹である。
樹齢は1000年を越え、国指定天然記念物である。
根元から多数のひこばえを生じている。
鏡ヶ池と同伝説に登場する乳母の記念樹として、
今でも乳の少ない女性はこの銀杏樹に祈ると必ず乳が出ると伝えられている。
この大イチョウは、昭和9年12月28日指定『 国指定天然記念物 』 となっている。
ここは、周辺の道路より高くなっており、
戦国時代末期下城の城主であった下城上総介経賢の墓所で、
イチョウの根元にある五輪塔は、経賢の母妙栄の墓と言われている。
9日に久留米の柳坂曽根の櫨並木を観に行くと、 「 一週間早かったね 」 と言われ、
15日に熊本県小国町にある下城の大イチョウを観に行くと、
「 一週間遅かったね 」 って言われた。
昔からタイミングの悪さは天下一品である。
「 来年こそは 」 と思いながらそれに合わせて行くと、その逆になったりする。
まあ、なるようにしかならんでっしょ!
※ 蘖 ( ひこばえ ) とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
太い幹に対して、孫 ( ひこ ) に見立てて 「 ひこばえ ( 孫生え ) 」 という。