「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県渡嘉敷島 「 根元家の石垣 」

2014-11-28 04:44:41 | 沖縄の文化財




































渡嘉敷村の貴重な文化遺産 〈 村指定有形文化財 〉

渡嘉敷村字渡嘉敷45番地の屋号「根元」家の石垣は、
渡嘉敷村に残る貴重な文化遺産である。
当家は、琉球王朝時代にこの島の男たちが水主(唐や薩摩へ行く船の乗組員)として
唐船(進貢船・接船)や(薩摩へ行く御用船)で活躍した頃に繁栄したと伝えられている。

屋敷を囲む石垣や、内にあるヒンプンは、
どれも精巧に切り取られた石灰岩を正確に積み上げられており、
現在のような道具もなかったであろう時代の
職人技の素晴らしさをかいま垣間見ることができる立派な石垣である。

この石垣は、渡唐船の船頭役を勤めた当家の主が
『 唐儲け 』 により建設したといわれており、往時の財力がうかがわれる。
第二時世界大戦において東側の一部が破壊されたが、平成九年三月に修復したものである。

( 渡嘉敷村教育委員会 )



4800枚の 「 馬のポストカード 」

2014-11-28 04:43:41 | 絵画と個展


一枚一枚手作業でポストカード用のシートに心を込めて入れて行く








札束ではないが、帯付きのポストカード







収納場所がないので 「 タンス 」 に仕舞っている







一包み2400枚は結構重い





10年以上前に描きためていた50枚近くの絵の中から
16枚を選んでポストカードにした。
以前も個展の開催や
中津競馬の廃止にともなってポストカードを作ったことがあったが、
今回は、そんな特別な思いはなく、
アトリエで埋もれている作品が 「 少しでも陽の目を見れば 」 という思いで
ポストカードにしたわけである。

多少お金はかかったが、一生懸命に働けばいいことだし、
馬たちが陽の目を見て喜んでくれれば、それでいいのである。

ポストカードはご縁のある方に差し上げているが、
今月末に高校の同級生との飲み会があるので、
その時に参加者全員に持って行こうと思っている。


福岡県朝倉市杷木赤谷 「 山の風景 」

2014-11-28 04:42:41 | 朝の風景とその他の風景








国道211号線を小石原から塔ノ元まで下り、
そこから県道52号線で朝倉市の杷木まで向かう途中に、
杷木赤谷から杷木松末方面に向かって山々を包むように綿菓子のような雲が降りていた。

その光景に思わず息を飲んだ。
素早く車を停めて、撮った写真がこれである。
写したいと思う ”その瞬間 ” を撮らないと、後で後悔する。
何度もそんな思いがあって、 ”その瞬間 ”を大事にしているが、
時間に気を取られることもしばしばである。

撮影で擁する 「 1、2分の遅れ 」 を取るか、
時間を優先して 「 ”その瞬間 ”を見過ごすか 」 の、どちらかであろう。