近代化遺産となっている 「 矢作地区公民館 」
矢作地区町並み
矢作公民館の横にある 「 恵比寿さん 」
この草野地区をはじめとする久留米市東部、南に控える耳納山の麓は、
古代から文化が栄え、古墳や山城跡、寺社なども多く、
それらを結ぶ「歴史と文化の道」が整備されハイキングをする客も多い。
南に広々と筑後平野を従え、いかにも温暖そうで自然も豊かである。
一方、草野は豊後街道(日田往還)の宿駅としての歴史も持つ。
城下町の入口となる西側の御井、東側の吉井の中間の宿である。
町の西側に、街道から山裾に向かう道筋に沿って矢作の集落がある。
石垣に囲まれた家々は武家屋敷風に長屋門を備えたもの、
広い中庭を有するものなどなかなか豪勢で、
街道集落とは別の発展を見たことを示していた。
この地域の豪農の典型を見るようでまた一味違う散策を味わう事ができる。