あれだけ激しかった沖縄戦をかいくぐってこうして遺っている
高さはないが幅が広く扁平なアーチで構成されている
後から付けたと思われる高欄はコンクリートで出来ている
輪石の側面は虫歯のように欠けて不揃いである
輪石は、島豆腐のように四角に切られた琉球石灰岩で組まれている
壁石は大きさも形も不揃いだが上手く組んである
路面はアスファルトで普通に生活路として活用されている
所在地 / 沖縄県沖縄市松本 ー 知花
架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 11.0m 幅 / 3.7m
拱矢 / ?m 径間 / 5.2m
環厚 / 30㎝ 単一アーチ
メーヌカーガー橋は、沖縄市内の松本と知花の境界の市道に架かる橋で、
住宅街にあって長さが11mもあることに驚いた。
径間の広さから扁平に見えるアーチの頂部は薄く、その上が直に路盤になっている。
それを支える輪石を裏側から見ると、琉球石灰岩をきれいに四角形に切って組まれていた。
それに対し、壁石には大きさや形が違う石が使われている。
メーヌカーガー橋へのアクセス
メーヌカーガー橋へは、
カフンジャー橋から知花方面に200mほど行った場所にある
松本の 「 ユニオン 」 のすぐ横を左に入って100mほど下りたところに架かっている。
駐車は橋の手前が広くなっているのでそこに駐車した。