「あ、起きたんか。」 ヒナのお昼寝を見守っていた母ゼロ番さん。
ヒナは首を器用に曲げて、胸のあたりをチュクチュクかいています。こんな様子は一人前なんですが。
「よしよし、このへん、かゆないか?」 ヒナの首筋をチュクチュクするゼロ番さん。愛情あふれる仕草。
それにしても、ヒナちゃん、お顔だけ幼綿羽が抜けて、かな~りコワイです。目つきも鋭いし。
「やっぱりウチの子は立派や。」
この時期になると、子育て疲れ(たぶん)と換羽前の古い羽の状態が相まってかなりくたびれた外観を呈するキングの親ですが、我が子を見るゼロ番さん、とっても満足げです。