薄っすらと汗をかいたので下着を取り替えた。この一週間ほどはなんとなく熱っぽく、夜も眠くなり、朝も比較的早く目が覚めて、一日中だるい日が続いていた。座っているとついつい居眠りをするのが習慣になっていた。
アーモンドの花を写して散歩から帰ってくると、なんとなく力が漲ってきた。春である。
14ユーロを持って肉屋にいく。予定では6ユーロほどでパンに付けるパテもザウマーゲンも買えるつもりでいたが、結局11ユーロを越えて仕舞い驚いた。なんとか2ユーロ握ってパンを車で買いに行くことは出来て、冷蔵庫にあるクヴァークとドイツ青カビチーズをこれで合わせることが出来る。
最後の一本となっていた2007年産のキーセルベルクを開ける。想像していたよりも香りが良くなっていて、なかなか良いのだが、その果物にある苦味のようなものも感じる。やはり、女性で言えば28歳から35歳の若き淑女であって、あの更に若いときの輝きや魅力は消え失せた。とても良いのだが、どうしても新しい2008年産の方が気になってしまうのだ。
栗ザウマーゲンの三百グラム近くある特大のスライスに、赤キャベツをつけ合わせて食するために、このワインを開けたのである。落ち着いて心置きなく食事が出来そうだ。
それにしてもバッハのマルコ受難曲の響きほどこうした四旬節に映える香りも無かろう。風も柔らかくなってきた。アーモンドも開花し出した。春は直ぐ其処である。
参照:
滑稽な独善と白けの感性 2005-03-10 | 歴史・時事
楽のないマルコ受難曲評 I (14.1-14.11) 2005-03-22 | 暦
楽のないマルコ受難曲評II (14.18-14.44) 2005-03-24 | 暦
楽のないマルコ受難曲評IV (15.14-15.47) 2005-03-26 | 暦
アーモンドの咲く里に 2007-03-16 | 試飲百景
アーモンドの花を写して散歩から帰ってくると、なんとなく力が漲ってきた。春である。
14ユーロを持って肉屋にいく。予定では6ユーロほどでパンに付けるパテもザウマーゲンも買えるつもりでいたが、結局11ユーロを越えて仕舞い驚いた。なんとか2ユーロ握ってパンを車で買いに行くことは出来て、冷蔵庫にあるクヴァークとドイツ青カビチーズをこれで合わせることが出来る。
最後の一本となっていた2007年産のキーセルベルクを開ける。想像していたよりも香りが良くなっていて、なかなか良いのだが、その果物にある苦味のようなものも感じる。やはり、女性で言えば28歳から35歳の若き淑女であって、あの更に若いときの輝きや魅力は消え失せた。とても良いのだが、どうしても新しい2008年産の方が気になってしまうのだ。
栗ザウマーゲンの三百グラム近くある特大のスライスに、赤キャベツをつけ合わせて食するために、このワインを開けたのである。落ち着いて心置きなく食事が出来そうだ。
それにしてもバッハのマルコ受難曲の響きほどこうした四旬節に映える香りも無かろう。風も柔らかくなってきた。アーモンドも開花し出した。春は直ぐ其処である。
参照:
滑稽な独善と白けの感性 2005-03-10 | 歴史・時事
楽のないマルコ受難曲評 I (14.1-14.11) 2005-03-22 | 暦
楽のないマルコ受難曲評II (14.18-14.44) 2005-03-24 | 暦
楽のないマルコ受難曲評IV (15.14-15.47) 2005-03-26 | 暦
アーモンドの咲く里に 2007-03-16 | 試飲百景