Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

恋愛下手なシャイな娘さん

2009-07-25 | 
シャイな女性に珍しく出会った。思春期真っ只中のミドルティーンの少女なら珍しくはないのだが、どうみても十代には見えないのである。欧州の中でもドイツ連邦共和国の社会精神環境や教育環境からすると例外的と言わざるを得ない。

社会環境からすれば都会よりも田舎の素朴な環境を想像すると可能性は増えるだろうが、連邦共和国においてそうした素朴な生活精神環境を維持しているような地域はあまり知らない。スキーなどで訪れるオーストリアの谷深くでも何処か環境客ずれしていて、フランスなどの方が寧ろそうした素朴さは残っている。

上の女性だが遠めに見ていた時からそのような表情に気がついて、ダークな髪や雰囲気が気になった。もちろんのことブロンドの女性と比べるまでもなく派手さがなく地味な印象が年齢不肖な感じを与えるが、それがまた気になる所である。

先日のように芝居を打たれて迫られるのとは正反体の趣が、男心を擽ってそれはそれでまた良いのだが、色気もなにもなくしたおばさん連中と行動しているのが余計に不思議な印象を与えるのだ。

帰りがけになって此方も興味をもって様子を観察していると、おばさん連中から敢えて遅れて離れて私の所に近づいてきた。如何にも声を掛けてもらいそうな様子なので、先日のブロンド女性の芝居とは異なって、こちらも千両役者のように上手から登場する準備は出来ている。

丁度私の前を通りかかる時何をするかと思って構えていると、なんと大きな欠伸を二発するのである。これで彼女がおばさん連中と行動を共にしている理由が分かった。

こちらも空かさず、「疲れた?」と声をかけると、「うん、まだ九時前なのに」とあまり顔も見せずに恥ずかしそうに答えた。



参照:
三十路女の手練手管に感心 2009-07-07 | 女
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