Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

パンツとシャツで走り廻る

2014-11-08 | 歴史・時事
フィリピンでの米軍協定が問題となっている。米兵がルソン島のゲイを便器で窒息させたが、その罪が問えないからである。二十年前に一度は解放されたフィリピンであるが、中共の猛威から再び駐留した米軍との関係は、日米のそれと同じように、社会問題となっているのである。その殺された人物が来月ドイツ男性と結婚することになっていたようで、一際話題となったようである。

それよりも状況の悪い沖縄で知事選がある。二週間もしないうちに日本は大きな転換をそこで迎えるかもしれない。米国の諜報部などが盛んに活動していることは間違いないが、日本政府の対応次第では沖縄独立運動もスケジュールに上るとあって、今年最大の日本からの話題どころか、台湾などとの連携の仕方では極東の地図が変わるかもしれない。独立運動への動きは、中共にとってはなにがなんでも認めることが出来ない自主独立の動きなので黙ってはいないだろうが、愈々日本解体へと大きく歩みを進めることになるのである。日本人はここから初めて自主独立の精神を学ぶかもしれない。

ゆっくりと流して3400歩23分で峠に着いた。気温は摂氏9度ぐらいだったが、久しぶりに陽が射していたので、思い切ってパンツとシャツになって走った。北側斜面の陽が射さないところは寒い。まるで裸のようだ。わずかな陽射しも運動量も汗を滲ませるほどで峠に至り、下りの南側斜面も寒かった。便意を催すほどであまり快適ではなかったが、流石に降りてくるとそれなりに体は温まっていた。

ヒーターが無いので今のところは陽射し以外にはシャワーの温もりだけであるが、筋力が付いてきているからか結構耐えられているのだ。これで風邪さえ引かなければ素晴らしい。しかしワインの消費量と食事量は大きくなっている。

ミュラーカトワール醸造所で購入した三種類の三本目のPC「ヘーレンレッテン」を開ける。ミネラルの感じは、黄土と石灰の堆積の特徴である。だから鋭い感じがあるのだが、丸くなるのも早いに違いない。近辺では、土壌としてはモイズヘーレなどが近いだろうか。しかしそれとは違って土壌は軽く、地所の高度があるので、酸がより強くでる。2013年産は何種類試飲したか分からないが、この酸が最も鋭い。どれだけ分解しているか分からないが、酢酸臭もあるのである程度の割合なのだろう。

香りも沸き立ち、ビュルクリンヴォルフを想起させるほどだが、もちろんここでは培養酵母が上手に使われているのだ。香味はそのミネラルも含めて複雑さもあるのだが、酸が前面に立ちはだかるので吟味し難くなっている。それでもこの土壌感からすると、二年も寝かすとふにゃふにゃになりそうなのだ。コンセプトは間違っていないが、テロワーの限界があるので価格設定と、2013年のような良年が続かないことを考えると、同価格帯のシェーンレーバー醸造所の「フリューリングスプレッツヘン」のような位置を確保できるかどうかである。



参照:
三つの醸造所を比較する 2014-11-04 | ワイン
なんと内容の濃い試飲会 2014-10-29 | 試飲百景
コメント
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